Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

前回のオジェック時代

2006-12-23 10:14:48 | 浦和レッズ
オジェック監督が再び浦和の監督になって戻ってきます。もう11年も前の話で、しかも当時は今以上にサッカーをわかっていなかったので、オジェック采配の特徴を分析はできません。ただ、前回と今回では環境面もチームの置かれた立場もまったく違うのは明らかです。

前回のオジェック時代の試合前の練習を思い出すと、GKの練習の際に、フリントコーチがボールを蹴っていました。当時は、うまいキックを見て、フリントコーチもかつては名選手だったのかなとのんきに考えていましたが、これには重要な環境面の弱点が表れていた事実でした。

その弱点とは、専門のGKコーチがいないということです。フリントコーチはヘッドコーチですから、常にGKを見ている訳にはいきません。そのため、当時GKだった土田や田北は、自主的な練習で補わざるを得なかったはずです。その悪い環境で、よくあれだけのプレーができたなと、今では感心するほどです。

しかし、今はおそらく来期も留任する土田コーチがいます。常にGKを見ている人がいることが、山岸や都築を育てたと言ってもいいでしょう。また、大原の練習場もプレハブだった当時とは比べものにならないほど、近代的な建物になりました。

ただ、それだけの環境を整えた以上、浦和は常に勝利を求められるチームになりました。J2降格はもちろん、下位に低迷するのも許されないチームです。オジェック監督には、アジア制覇は相当厳しい要求だということはわかっていますが、何らかのタイトルは要求されるでしょう。

そのためには、前回の采配のように、バインと福田が頼りというカウンター狙いはありえません。ワシントン、ポンテ、小野伸二とボールが持てる選手が多い今回のチームでは、必然的にポゼッションサッカーを目指すでしょう。あとは、ワシントン欠場時をどうやって乗り切るか、フロントの補強にも依存しますが、その手腕に期待しています。
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浦和対磐田プレビュー

2006-12-23 00:37:09 | 浦和レッズ
今回の磐田戦ですが、浦和には重要な選手が欠けています。それは心臓の検査でブラジルに帰国したワシントンです。浦和は選手層はかつてと比べれば厚くなりましたが、ワシントンの代わりができる選手はいません。田中達也も、足首の手術で出られませんから、FW不足は深刻です。

サイドに流れる癖がある永井は1トップには向いてませんから、1トップを採用するとしたら、ポストプレーができる黒部を使うしかありません。黒部は今季、公式戦でノーゴールですから、そういう選手に頼らざるを得ない浦和は相当苦しいです。

ただ、昨年の天皇杯で元旦までチームに残ってくれたポンテはいます。何とか、周りがポンテを生かすプレーをして、今月好調のポンテのいいところを引き出したいところです。対戦相手の磐田は、リーグ戦では1勝1敗の相手です。

ただ、磐田にも、ブラジル人のボランチのファブリシオがいるかどうかでチーム力が変わるという弱点があります。ファブリシオは守備に強いボランチで、ボールを取られにくくDFからボールを引き出せます。しかし、磐田の補強はテクニシャン主体で、守備の職人タイプはあまりいません。ファブリシオのいない磐田なら、ワシントンのいない浦和と互角なのではと思います。

しかし、磐田には高速ドリブラーの太田がいます。太田が相手だと、ネネでも内舘でもついていけるかは苦しいです。太田に対抗できるのは坪井だけなので、太田とぶつかる左ストッパーを坪井にして、細貝を真ん中で使うのも面白いでしょう。

中山がスタメンから外れて以来、長年迫力不足と言われていた磐田のFWは、カレンや前田が成長して迫力を増しています。浦和にとっては天皇杯制覇への大きな壁になりますが、この試合を拾って、普段試合に出ていない選手が自信をつければ、連覇の可能性はあるでしょう。レッズ戦に関してはKobby観戦試合は今季負けなしなので、その記録が続いたまま年が越せる(kobbyは準決勝、決勝は参戦不可)ことを期待しています。

昨夜、磐田相手の縁起担ぎを考えましたが、磐田のマスコットは「サンコウチョウ」という珍しい鳥なので、食べるわけにはいきません。磐田名産といって思い当たるものもないので、ヤマハのピアノを持っている方は、「ヤマハを叩く」で一曲音楽を弾いてみるのはいいかもしれません。
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