今日は春を思わせる陽気で、荒川の土手に散歩に行くと「オオイヌノフグリ」という小さな青い花が一面に咲いていました。タンポポも咲き始め、いよいよ春の到来は間近です。今日、びわこ毎日マラソンで、無名の「阿部祐樹」(読み方はレッズの阿部勇樹と同じ)が一時日本人トップを走る活躍を見せたので、阿部勇樹のことを思い出して昨日の活躍を書くことにします。
阿部勇樹は、千葉時代にもリベロに入った経験はあります。そのため、オジェックが風邪で欠場した闘莉王の代役に、阿部勇樹を入れた采配には驚きませんでした。ただ、阿部勇樹のリベロを見るのは、当時のU-23日本代表のアテネ五輪最終予選(2004年)以来だと思うので、リベロとしての能力がどのくらいかは正直、覚えていませんでした。
アテネ五輪当時の専門誌での評価は、闘莉王よりヘディングの能力に劣り、国際レベルでは阿部勇樹のリベロは厳しいという意見が大半でした。そのため、久保と競ったら勝てないのではと、ちょっと不安もありました。しかし、昨日の阿部勇樹は、十分ヘディングに強いところを見せてくれました。
腰痛を抱える久保がベストコンディションではなかったという事情もありますが、ヘディングではほとんど勝ってくれました。ただ、闘莉王がヘディングで強いボールを出すのと比べると、阿部勇樹のヘディングはタイプが違います。阿部勇樹のヘディングのいいところは、敵のいない安全地帯に、必要最小限のパワーではじき出してくれるところです。
もともとボランチなこともあって、阿部勇樹は周りが見えている選手です。そのため、どこに味方と敵がいるかは常に判断ができていると思われます。そんなに身体能力の高いタイプには見えない阿部勇樹も、これができているからプロで勝負できていると思います。
また、ヘディングで競るときは、相手にいい形でヘディングをさせないことを考えています。千葉時代の昨年、国立競技場で行われたA3アジアチャンピオンズ杯で、中国の大連実徳と対戦したときに見ましたが、ブルガリア代表歴のある長身のヤンコビッチに対して、うまく体を入れて、相手にいいボールを出させないようにしていました。
これで、闘莉王、堀之内しかおらず浦和では層の薄いポジションだった、リベロタイプのDFに阿部勇樹という強力な駒が一枚加わってくれました。オジェックにとっても、采配の計算が立てやすいでしょう。史上最強の「便利屋」誕生かもしれません。
阿部勇樹は、千葉時代にもリベロに入った経験はあります。そのため、オジェックが風邪で欠場した闘莉王の代役に、阿部勇樹を入れた采配には驚きませんでした。ただ、阿部勇樹のリベロを見るのは、当時のU-23日本代表のアテネ五輪最終予選(2004年)以来だと思うので、リベロとしての能力がどのくらいかは正直、覚えていませんでした。
アテネ五輪当時の専門誌での評価は、闘莉王よりヘディングの能力に劣り、国際レベルでは阿部勇樹のリベロは厳しいという意見が大半でした。そのため、久保と競ったら勝てないのではと、ちょっと不安もありました。しかし、昨日の阿部勇樹は、十分ヘディングに強いところを見せてくれました。
腰痛を抱える久保がベストコンディションではなかったという事情もありますが、ヘディングではほとんど勝ってくれました。ただ、闘莉王がヘディングで強いボールを出すのと比べると、阿部勇樹のヘディングはタイプが違います。阿部勇樹のヘディングのいいところは、敵のいない安全地帯に、必要最小限のパワーではじき出してくれるところです。
もともとボランチなこともあって、阿部勇樹は周りが見えている選手です。そのため、どこに味方と敵がいるかは常に判断ができていると思われます。そんなに身体能力の高いタイプには見えない阿部勇樹も、これができているからプロで勝負できていると思います。
また、ヘディングで競るときは、相手にいい形でヘディングをさせないことを考えています。千葉時代の昨年、国立競技場で行われたA3アジアチャンピオンズ杯で、中国の大連実徳と対戦したときに見ましたが、ブルガリア代表歴のある長身のヤンコビッチに対して、うまく体を入れて、相手にいいボールを出させないようにしていました。
これで、闘莉王、堀之内しかおらず浦和では層の薄いポジションだった、リベロタイプのDFに阿部勇樹という強力な駒が一枚加わってくれました。オジェックにとっても、采配の計算が立てやすいでしょう。史上最強の「便利屋」誕生かもしれません。