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打てども入らず(5/15仙台対浦和)

2010-05-16 09:56:32 | 浦和レッズ
昨日は体調が悪かったため、仙台戦の記事を即日更新できず大変失礼致しました。私はテレビ観戦でしたが、仙台戦は見てはいました。正直な印象は、評価の難しい試合で、あれだけ攻めたから良いと言うべきか、結果を出せず引き分けたから駄目というべきか、どちらとも取れる試合ですが、選手のバスがサポに取り囲まれた事実を見ると多くのサポが後者のようです。

シュート数28本、特にエジミウソンは8本のシュートを放っていますが、結果はエジミウソンのヘディングの当たり損ねが入った1点だけで、この試合は攻撃陣の不振が勝ち点2を落とす結果になりました。相手の梁勇基のFKは確かに山岸が逆に動いていますが、これだけの弾道を放たれたら仕方ないとみるべきで、守備陣は責められません。

ついにスピラノビッチをスタメンで見ることができましたが、高さは確かに魅力的です。浦和のCKは点が取れる気がしないというイメージを変えてくれる可能性は持っています。しかし、スピードは足が遅かった闘莉王と比較してももっと遅く、流れの中では「上がるな」と言っておかないと戻りが間に合わないでしょう。

ただ、この起用、スピラノビッチが好調だからではなく、山田暢久の風邪による離脱が理由なので、風邪が治ればまた山田暢久に戻る可能性は高いです。どうもここまでの試合を見る限り、山田暢久のパス能力を買われているように思えます。坪井のように、身体能力が高くDFに必要な要素を備えていても、パスの能力が足りないため、どうしてもパスができるCBを一枚欲しいとフィンケ監督が思ったと推察されます。

また、少し気になったのは、攻めがポンテのいる右サイドに偏りがあったことです。ポンテのボールの収まり具合がいいのは確かですが、左サイドからも同レベルに攻め込めないと、確実に勝ち点3を計算するのは難しいでしょう。宇賀神のクロスの精度も、開幕当初に比べると若干落ちています。

これでナビスコ杯の数試合を除くと、リーグは中断します。ナビスコ杯は映像が手に入らないので、どういうチーム作りをするかはわかりませんが、思い切って若手を使うフィンケ監督の個性はナビスコ杯にこそ出ます。スタメンの名前だけでも、驚く起用があるかもしれません。
コメント
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