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若者たちの必死さ(3/20浦和対仙台)

2012-03-20 21:16:11 | 浦和レッズ
今日の仙台戦、スタンド観戦しましたが、内容は決して褒められた試合ではありません。仙台の方がブロックを作ってショートカウンターというゲームプランが機能して、仙台は負けた気がしないのではと思います。それでも、結果は1-0で勝利ですから、ナビスコ杯予選リーグ突破に重要な勝ち点3になってきます。

まず、メンバーについてですが、ミシャは結構思い切ったことをやるなという印象で、まさか柏木以外ほぼ総入れ替えに近いメンバーが出るとは思いませんでした。小島を出すなら守備をフォローする選手が要るとは思っていましたが、それが山田暢久とは思いませんでした。

ただ、若手主体のメンバーはミスも目立ちました。浜田はクリアミスをしていますし、永田はクリアボールを相手に当てる凡ミスでピンチを招き、小島も相手19番との1対1で振り切られてピンチを招いています。スピラもイエロー2枚で退場して温存したかった槙野を出さざるを得なくなったことは、ミシャの評価が相当下がったのは間違いありません。

それでも勝ち点3が取れたのは、間違いなく若者たちの必死さだったと思います。山田直輝の負傷で急遽投入された矢島慎也は、まだ技術的には完成していない印象でしたが、それでも少しでもキープしたい、少しでも相手からボールを奪いたいという必死さは伝わってきました。バイシクル気味に狙ったシュートも評価したいです。

ベテランも頑張りました。久々の出番だった山岸は、クリアの精度こそ課題はあるものの、太田のFKを片手で止め、絶対的なピンチをCKに逃れてくれました。山田暢久も普段なら諦めて追わないようなボールを必死で追って、結果的にはマイボールにこそならなかったものの努力はしました。

やはり、このチームを支えているのはこの試合では休養のためかベンチにも入らなかった鈴木啓太と阿部勇樹なのではという思いは強くなりましたが、こういうチャンスをものにしない選手は成功できませんから、矢島慎也あたりは次節ベンチもあるかもという期待もしたくなります。

それでも、1-0で勝った試合の1点を決めた永田には触れます。柏木のCKをうまく頭で合わせました。長身の割にはセットプレーが得意でなく、新潟時代は1年間フル出場して得点は1点か2点というDFですが、その1点をいいところで出してくれたというのが本音で、今度はDFとして安定感のあるプレーを見せて欲しいです。
コメント (2)
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