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縦に速く(5/9ルヴァン杯浦和対名古屋)

2018-05-09 22:46:57 | 浦和レッズ
今日のルヴァン杯名古屋戦はテレビ観戦でした。結果は2-0でホームの浦和が勝ちました。残念ながら、広島がG大阪に敗れたため、今節でのプレーオフ進出は決まりませんでしたが、最終節の広島戦で勝ちまたは引き分けでプレーオフ進出が決まるという有利な条件を得ることに成功しました。

この試合は、浦和は4-2-3-1、名古屋は4-3-3で入ってきました。コンパクトな高いラインを引いて裏を狙うサッカーを、両チームともに狙っていた印象です。立ち上がりは若手主体の名古屋が勢いを見せて、高い位置でキープして勝負してきましたが、浦和はDF槙野が志願出場しており、名古屋の攻撃を止めるのは槙野という場面が多く見られました。

裏を狙うという意味では、浦和にもうってつけの選手がいました。右ウイングのマルティノスです。彼の俊足でロングボールから裏を狙う攻撃は、最初は跳ね返されていたものの、名古屋の最終ラインには次第に負担になってきたようです。何度も狙っているうちに、マルティノスが裏に走れる場面が増えてきました。

マルティノスは左利きなので、どうしてもボールを持った時に左足に持ち替えようとする癖があるので、そこで一旦攻撃が止まる課題はありましたが、先制点をマルティノスが取ったのは大きな自信になったでしょう。この場面は長澤のスルーパスから武富が左サイドをえぐって、クロスを李がスルーしたところマルティノスがフリーだったという、チーム全体のゴールでした。

それでも、開幕から結果が出ず苦しんでいたマルティノスに、こういう形で結果が出たのは大きく、後半もマルティノスをカウンター要員にして浦和が縦に速い攻撃を見せました。李の2点目は、マルティノスがオフサイドポジションに残っていたことで名古屋のDFラインの動きが止まっていたところに、李が走り込んでオフサイドを取れなかったことで決まったものでした。

浦和にとって、メンバーを落とした試合で結果が出たのは自信になるでしょう。志願出場の槙野に救われた面もありますが、浦和らしい縦に走る速攻主体のサッカーが、このメンバーでもできました。このメンバーから、リーグ戦で流れを変える要員になれる選手が出るのではと、今後のオリベイラ采配に期待が持てました。

コメント
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