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西武打線好調の要因

2018-05-07 22:51:07 | 他スポーツ
このGWは、インターネットテレビの「DAZN」を利用して西武ライオンズのアウェイゲームを何試合か見ていました。やはり映像があると西武ライオンズというチームのイメージが、これまでとは違って具体的に浮かんできます。今季、西武打線は好調で、チーム打率が12球団トップというのはよく知られていますが、映像で見ると細かい要因も伝わってきます。

特に、昨日の楽天戦では、11得点を挙げる要因になった、秋山翔吾、浅村栄斗、栗山巧らのホームランが注目されがちですが、西武打線の強さの秘密は他にもあると思います。それは、四死球を選べる能力です。昨日の楽天戦で、4番山川穂高が、4四球1死球で5打席すべて塁に出ている事実に、それは現れています。

楽天では先発投手陣が、則本昂大が3回7失点、藤平が4回途中9失点と大きく崩れました。それを呼んだのは西武打線の選球眼でした。則本も藤平も、2ストライク(0-2)までは何度も持っていっています。しかし、そこからが西武打線の勢いで、0-2から4球連続でボール球を見極めて塁に出た栗山のように、きわどい球をボールにできる能力が効いてランナーを貯めることに成功しています。

野手陣にとって、打たれたのなら守備で好守を見せて防げる可能性も出ますが、四死球は野手にはどうしてやることもできません。ランナーを貯めて、そこから痛打を食らったことで、挽回不可能な差をつけられて試合は決しました。

その結果、恩恵を受けているのが西武の先発投手です。開幕5連勝の菊池雄星、6連勝の多和田真三郎らは、彼ら自身の良さもありますが、打線にも助けられていると思います。特に、阪神タイガースから開幕直前のトレードで加入した榎田は、西武打線の恩恵で3連勝と、すっかりローテーションに定着する勢いです。

これほどまでに打つ西武は、見た記憶がありません。もともとは機動力など、地味な積み重ねで勝ってきたチームでしたが、森友哉や山川穂高などの若い力でこの強打を達成しているのが好感が持てます。また西武ドームに行きたいと思わせてくれる活躍ぶりですね。
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