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西川に救われた引き分け(5/19G大阪対浦和)

2018-05-19 21:56:51 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ戦、ガンバ大阪戦は0-0の引き分けに終わりました。両チームともに守りを軸にしながら、タイミングを見て前からプレスに行ってショートカウンターを狙うという、似たような戦い方になりました。浦和は、前半は左アウトサイドの宇賀神が空くという傾向があったので、速攻から宇賀神に回してチャンスをうかがいました。

その宇賀神からの攻めが機能しなかった印象です。特に、この日の浦和で目についたのは、自分で打とうとせず、パスのためのパスになっていたことです。宇賀神もクロスで終わることができずに相手カウンターを食うミスも目立ち、後半にマルティノスとの交代でピッチを去っているのは良くなかったという監督のメッセージでもあるでしょう。

また、この日の浦和は、良くないときのパターンとして見られる、興梠が下がり始める場面も目につきました。それだけ、前で張っていてもボールが来なかったことの証明です。また、柏木もスルーパスを狙い過ぎてしまい、自分で打とうとしなかったミスもありました。特に、絶妙なクロスが入りながら、目の前を横切るボールにスライディングしてでも当てようとしなかったミスは指摘します。

全体的には決定機の数はガンバ大阪に多く、守りながらも主導権を持ちたいという狙いではガンバ大阪の方が内容の良かった試合ですが、この試合がスコアレスドローに終わった理由は、浦和GK西川周作の好守でした。絶好機で打とうとしなかった浦和と比べると、ガンバ大阪の方は何度か枠を捕らえる決定機を作り出すことには成功していました。

しかし、この日の西川は落ち着いていました。藤本淳吾の右からの折り返しをキャッチしたのはたまたま正面に飛んだからのようにも見えますが、枠へ飛んだ何本かのシュートを確実に手に当て、しかもそのこぼれ球を相手に狙わせないことができていました。GKとして、ピンチは止めるだけでなく流れを切らないといけないですが、それはこの日の西川はよくできていました。

この結果、浦和は暫定14位とさらに順位を下げました。中断期間で、オリベイラ監督の意図する練習をこなしてどこまで改善するかに多少の期待はできますが、残念ながら降格の心配をしながらシーズンを過ごさなくてはならないようです。今年はしんどいシーズンになりそうだと、覚悟はある程度できました。
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