Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ウエストハム対マンチェスターシティ

2019-08-12 22:04:31 | ワールドサッカー
写真はこの日3ゴールのスターリングです。

今日はあまりの暑さで、自宅を一歩も出られない、アクティブさが売りの自分としては痛恨事でした。そのため、こんなときはサッカーを見て気分転換をしようと、DAZNで放送されていたプレミアリーグの開幕戦、ウエストハム対マンチェスターシティ(以下シティ)の映像を見ていました。横浜国際競技場で見たシティの強さは、本物なのかどうかを確かめたかったからです。

相手のウエストハムは、FWのアルナウトビッチが上海上港に移籍して去っており、代わりにフランクフルトからフランス人FWアレを獲得しています。プレミアリーグの持っている資金力は想像以上で、下位のウエストハムでも40億円単位の補強ができるほどです。しかし、この試合はウエストハムの印象がほとんど残らないほど、シティの会心の試合になりました。

シティのメンバーは、南米選手権から戻ったFWジェズズ、GKエデルソン、アフリカ選手権からFWマレズが戻って先発に加わっていますが、残りのメンバーは先日見た横浜FMと同じメンバーでした。横浜FM戦ではジェズズとアグエロというCFタイプの不在で、本来左ウイングのスターリングをCFで起用したため、スピードを使うとチームが共通理解して戦術を組み立てていました。

この日は攻め方という意味では横浜FM戦とは変えてきました。ジェズズが基本はワンタッチプレーヤーで、いいボールに反応するタイプのFWなので、ジェズズにはできるだけ横からボールを入れようとしてきました。その変化が効いて、右SBのウォーカーの突破からのマイナスのクロスがジェズズの足元に正確に入ってシティが先制します。

横浜FM戦で見られた、MFデブルイネからの高速カウンターも生きました。ウエストハムは4バックを自陣に引いて守る戦い方で接戦に持ち込みたい様子でしたが、デブルイネのドリブルは相手を抜いて数的優位を作れます。この攻撃で、バイタルエリアまで進出したデブルイネは、フリーになったスターリングにパスを出して2-0として大勢を早い時間で決めることができました。

最終スコアは5-0と大差になりました。しかし、格下相手の順当勝ちとはいえ、横浜FM戦で見せたサッカーは本当のシティの強さだと再確認できました。イングランドに行けばあのサッカーが日常なのかと思うと、ちょっとそういう環境で試合を見られる現地のファンが、うらやましいと思えます。
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打たせて取る(ザック・ニール)

2019-08-12 20:38:10 | 他スポーツ
西武ライオンズは、ビジターのロッテ3連戦で3連勝を飾りました。ギリギリの試合を拾った勝ちもありますが、概ね打線が打ってくれた、西武にとって理想的な勝ち方でした。今日の先発投手で、チーム2位タイの6勝目を挙げた、ザック・ニール投手を取り上げます。

この記事を書くためにインターネットで調べましたが、ニールはアメリカではオクラホマ大学を出てマーリンズにドラフト17巡目で指名されています。もっとも、マーリンズではメジャーデビューできず、移籍したアスレチックスで2016年に中継ぎ主体で2勝4敗2セーブを挙げたのが、メジャーリーグでの実績と言える程度です。予想通り、メジャーと3Aを行き来するレベルの投手です。

そういうニールを、西武では先発投手としての期待で獲得しました。ドジャースからFAになっており無競争での獲得で、その投球を見ていると剛腕揃いの外国人投手にしては、ストレートがさほど速くないのに気付きます。序盤戦は先発ローテーションに入りますが、1勝1敗で5回を投げるのがやっとで、5月頭に二軍に降格になります。

しかし、ニールに再度チャンスが回ってきました。昨年16勝の多和田、11勝の榎田の調子が上がらず二軍との行き来が続き、先発投手の不足で入る隙が見つかりました。今日、最初からじっくりと投球を見たのは初めてでしたが、ストレートは最速で143kmと、甘いところに行ったら長打を食らう球威です。

そのニールの良さはコントロールされたスライダーとチェンジアップです。その変化球にマリーンズ打線はタイミングが合わず、内野ゴロを打たせて取る投球内容でした。特に5回の1死1,3塁のピンチで、レアードを変化球で遊ゴロに打ち取って注文通りの併殺打としたあたり、これが長年ニールを支えてきた投球内容だと気付きます。

今日は特にスライダーが良く、逆球もあったストレートをうまく見せ球に使ってスライダーを引っ掛けさせる、森のリードも冴えました。この、決してメジャークラスでない投手を勝たせるのも、野球の面白さですね。
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天皇杯水戸戦プレビュー

2019-08-12 14:01:22 | 浦和レッズ
浦和は今度の水曜日、天皇杯3回戦の水戸ホーリーホック戦を、アウェイのケーズデンキスタジアム水戸で戦います。リーグ戦から中3日、次のアウェイ神戸戦まで中2日という、厳しい環境での試合なので、浦和としては戦い方が難しい試合です。もちろん、天皇杯は優勝すればACL出場権につながっているので、負けを覚悟したメンバーを出すわけにはいかないでしょう。

相手の水戸は、J2リーグで5位といい位置につけています。2回戦では同じJ2の京都に勝ち、この3回戦に上がってきました。2000年当時、水戸のアウェイ戦に出掛けたことがありますが、当時の水戸は環境が悪く、芝生に雑草が混じっているスタジアムで試合をしなければならない環境でした。今は、ケーズデンキスタジアムという立派なスタジアムができ、プロにふさわしい環境も整ってきています。

かつては育成型監督で知られる柱谷哲二監督が長く指揮を執っていた水戸ですが、今は元神戸のボランチだった長谷部茂利監督が指揮を執っています。選手を育成して、無名選手を育てて戦うというコンセプトはぶれないチームで、今やポルトガルリーグに旅立ったスピードスター前田大然選手も水戸でスターダムにのし上がりました。

水戸のJ2リーグの前節の横浜FC戦は0-0の引き分けに終わりました。メンバーを見ると知っている選手も多く、10番を着けた攻撃的MFは元川崎の木村祐志で、元札幌の前、元磐田の小川航基ら、ブレイクには至らなかったもののJ1経験を持っている選手を生かして戦っています。J2は42試合の長丁場なので、水戸もある程度メンバーを落としてくる可能性も考えられます。

浦和は、半分くらいはサブ組で戦うのではと予想しています。負傷を抱えた選手は休ませる可能性が高く、今の時点で調子のいい選手が「志願出場」して半分くらいは主力も出ると思います。練習を見に行っているわけではないので、予想スタメンなど細かいことはマスコミに任せますが、勝つことが何よりも重要という試合なので、大槻監督がうまくマネジメントしてくれると期待したいです。
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