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Kobby loves 埼玉&レッズ

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いいところで出る一発(栗山巧)

2019-08-18 20:30:55 | 他スポーツ
浦和敗戦のため、穴埋めネタは野球から、昨日のソフトバンク戦で相手先発千賀を一気に攻略した3ランを放った、栗山巧選手を取り上げます。栗山といえば、毎年安定した成績は残すもののなかなかオールスターに出られないのが不思議な選手と言われていましたが、3年前に一度監督推薦で出場し本塁打を打っています。

栗山の本塁打は、最高が12本で、毎年一桁が定番です。そのため、先日達成した100号本塁打は、史上2番目のスロー記録と話題になっていました。本人はホームラン打者でないことは自覚しているでしょうから、あまり意識はしていなかったと思いますが、それだけ長く西武でプレーした証です。1番から9番まで、どこの打順で使ってもそれなりの役割を果たせる強みがあります。

もっとも、栗山の本塁打はいいところで出る印象はあります。大敗の試合で一矢報いるというのはあまりなく、試合を決めるために重要な本塁打が多いです。昨日の試合でも、相手先発千賀が2回に崩れたチャンスに一気に9点を取ってたたみ掛けた、チーム全体の流れを決定づけた大事な本塁打でした。

今、栗山が挑むのは、石毛宏典氏が持つ西武ライオンズ通算最多安打の記録です。現在1796本と、あと20本を切りました。2000本も打ちたいと意欲を見せますが、まずは西武ライオンズが誇るレジェンドを抜いて欲しいです。もっとも、本人は「石毛氏は常勝西武の時代だった。自分はあまり優勝に貢献できていない」と語っていました。

そのバッティング能力の高さはあるものの、レフトの守備という意味ではそれほどではなく、最近はレフトに金子侑司が入り栗山はDHに入る起用が多くなってきました。今の打率は2割4分と、高くはないですが、それでも頼れるベテランとして今の西武打線の好調に一役買っています。投手陣は明らかに苦しい状態なので、何とかシーズン終了まで、打線で持ちこたえて欲しいと、彼の活躍に期待したいです。
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