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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

後半落ちた動き(8/23浦和対松本山雅)

2019-08-24 23:01:53 | 浦和レッズ
負け試合のレポートを書くのは気が重かったですが、書いておかないと確実に忘れるので、昨日埼スタで現地観戦した松本山雅戦のレポートを書きます。前半の浦和は、松本に対しボール支配率で上回り、前半19分に宇賀神のクロスからファブリシオがダイレクトで合わせて先制点を得ただけでなくその後の戦い方でも優位に立てていました。高い位置から回収し、攻撃をシュートかクロスで終えることは、できていたと思います。

そんな試合で負けてしまったのは、やはり後半に動きが落ちたことです。松本は3バックの布陣を引き、浦和の1トップ2シャドーに数的同数を保ちながら、浦和の強みである両アウトサイドにも専門のマーカーを決めてきました。それでも、左サイドの山中からは何度かクロスが入りましたが、松本がオフサイドを無理に取りに行かず中央のDF飯田を余らせたことでサイド攻撃が効きにくい状況を作りました。

前で張っていてはボールが入って来ないと感じた興梠は、走り込むと見せかけてわざと走らないでバイタルエリアで待つという高等戦術も見せてきました。山中も気付いてマイナスのクロスを入れましたが、わずかに松本DFに当たってGK守田にセーブされました。この日の松本はDF陣の集中力が高く、浦和のミドルシュートの多くがブロックされていた印象です。

この試合を動かしたのは、後半松本が藤田out町田inの采配を打ってからでした。この町田の運動量の多さが、なかなかチャンスがものにできず苦しんでいた浦和にボディーブローのように効いてきました。同点ゴールは町田からで、サイドの高橋からのアーリークロスに、中央の阪野が競り勝ち、槙野に当たったボールが枠内に入って追いつくことに成功します。

こうなるともう松本の流れでした。時間も悪かったです。83分、浦和の左サイドを崩されたピンチから、マイナスのクロスを高橋がダイレクトで合わせて浦和ゴールを破り、試合はそのまま1-2で浦和の敗戦に終わりました。浦和は苦戦の展開で、3枚の交代枠がすべて攻撃的な選手だったので、守備面を補強できなかったデメリットが出ました。

今節の順位は11位ですが、降格圏の16位鳥栖との差は勝ち点6と、いよいよ下を見て戦わなければならない状況が来てしまいました。今の浦和の勝ち点30では安心できず、あと10点ほどは欲しいところです。次の湘南戦で敗れるようなことがあれば、大変な事態になります。これだけの大サポーターをJ2に落としてはいけないと、まとまるきっかけになればいいですが。
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