天皇杯準決勝、神戸対清水も見ていました。神戸はドイツ人のフィンク監督が率いますが、3-1-4-2という、セルジ・サンペールの1ボランチという傍目からはバランスが悪そうな布陣を引いてきました。清水に、サンペールの脇を狙われるリスクも大きい手ですが、それをされてもあえてこの布陣を使うというメッセージ性はありました。
それは、2シャドーにいるイニエスタにポジションの自由度を与えるためでした。イニエスタはどこに行ってもいい信頼を勝ち得ており、サンペールの脇に降りてもいいし、FW気味に前で持ってもいいことになっていました。その自由度が出たのが神戸の先制点で、右サイドで持ったイニエスタに対して清水DFがパスを予測した裏をかいての直接シュートがゴールになりました。
もっとも、神戸のバランスの悪さは清水ももちろん狙っていました。サンペールのバックパスのミスを拾ったドウグラスがシュートする決定機もありましたが、この日は神戸GK飯倉が当たっていました。ドウグラスは何度も決定機がありながらことごとく飯倉に止められ、清水の苦戦の要因の一つになってしまいました。
それでも、神戸はイニエスタが絡んで追加点を得ます。イニエスタのパスで左サイドを抜けた酒井高徳のクロスを、ファーサイドにいた田中順也が決めて2-0として試合を優位に運びました。清水も、縦パスを受けたドゥトラのゴールで1点を返し、エースストライカーのドウグラスに集めて反撃を見せますが、ドウグラスの不調は結果的に響きました。
イニエスタは絶好調で、途中出場で元気なはずの清水MF西沢に対して個人技で抜き去るなど、自在なテクニックを発揮して、神戸のポゼッションサッカーを機能させる原動力になります。最後は古橋の得点もアシストしたイニエスタは、MF小川との交代でピッチを去りますが、サンペールと山口蛍のダブルボランチにして守りを固める意図のある交代でした。
3-1で勝利した神戸の、決勝戦の相手は鹿島です。この試合で発覚した神戸のバランスの悪さは、鹿島ほどの相手なら見逃してくれないでしょう。山口蛍の位置を下げるなどの対策を打ってくると思われ、今日ほどの派手なサッカーにはならないでしょうが、それでも神戸対鹿島は楽しみなカードです。元日から楽しめたらと思います。
それは、2シャドーにいるイニエスタにポジションの自由度を与えるためでした。イニエスタはどこに行ってもいい信頼を勝ち得ており、サンペールの脇に降りてもいいし、FW気味に前で持ってもいいことになっていました。その自由度が出たのが神戸の先制点で、右サイドで持ったイニエスタに対して清水DFがパスを予測した裏をかいての直接シュートがゴールになりました。
もっとも、神戸のバランスの悪さは清水ももちろん狙っていました。サンペールのバックパスのミスを拾ったドウグラスがシュートする決定機もありましたが、この日は神戸GK飯倉が当たっていました。ドウグラスは何度も決定機がありながらことごとく飯倉に止められ、清水の苦戦の要因の一つになってしまいました。
それでも、神戸はイニエスタが絡んで追加点を得ます。イニエスタのパスで左サイドを抜けた酒井高徳のクロスを、ファーサイドにいた田中順也が決めて2-0として試合を優位に運びました。清水も、縦パスを受けたドゥトラのゴールで1点を返し、エースストライカーのドウグラスに集めて反撃を見せますが、ドウグラスの不調は結果的に響きました。
イニエスタは絶好調で、途中出場で元気なはずの清水MF西沢に対して個人技で抜き去るなど、自在なテクニックを発揮して、神戸のポゼッションサッカーを機能させる原動力になります。最後は古橋の得点もアシストしたイニエスタは、MF小川との交代でピッチを去りますが、サンペールと山口蛍のダブルボランチにして守りを固める意図のある交代でした。
3-1で勝利した神戸の、決勝戦の相手は鹿島です。この試合で発覚した神戸のバランスの悪さは、鹿島ほどの相手なら見逃してくれないでしょう。山口蛍の位置を下げるなどの対策を打ってくると思われ、今日ほどの派手なサッカーにはならないでしょうが、それでも神戸対鹿島は楽しみなカードです。元日から楽しめたらと思います。