Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

中国戦プレビュー

2019-12-08 22:09:51 | ワールドサッカー
J1の激闘も昨日終えたばかりですが、早速明後日の火曜日に、東アジアカップの中国戦を迎えます。今回の日本代表はU-22代表クラスの選手を多く招集して、五輪に向けた強化を進める方針のようです。今が旬の、横浜FMの右FW、仲川輝人選手を代表で見たいという夢は実現します。浦和からは橋岡大樹選手が招集されています。

対戦相手の中国ですが、東アジアカップの代表メンバーは残念ながらインターネットで見つけられませんでした。今回の東アジアカップは国際Aマッチデーでないので、海外組を呼べないというチーム事情はどこのチームも同じですが、中国もおそらく国内組のメンバーで臨んでくるでしょう。帰化して中国人になった、広州恒大FWエウケソンなども起用可能です。

もっとも、今の中国代表のチーム状態は良くありません。先日のW杯2次予選で、中国はシリア代表とのアウェイ戦を1-2で落とし、1位での予選通過は絶望的になっています。この結果を受けて、中国代表のリッピ監督が辞任しており、今回は新監督の初戦となります。もっとも、新監督が誰になっているかの情報は持っていません。

中国代表は、2019年初頭に行われたアジアカップでは、38歳の鄭智、33歳の趙旭日などベテランが多くなっており世代交代が必要な時期を迎えています。今回は思い切って若手を試すには絶好の機会なので、国際的には無名の若手が多くスタメンに並ぶものと思われます。もっとも、今回上海上港と広州恒大のサッカーを見る限りでは、前の外国人選手には守備をさせず後ろの中国人だけで守る、バランスの良くないサッカーでした。

これでは、攻撃的なポジションの中国人が育たないでしょう。中国リーグが、巨額の強化資金で豊かになっており、超大物選手が続々と中国に来ましたが、それが代表に反映されていない、中国サッカーとしてはもどかしい思いでしょう。その回答を、もしかしたらこの試合で見ることになるかもしれないので、それも一つの注目ポイントとして見ていければと思います。
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G大阪戦マニアック分析

2019-12-08 17:38:26 | 浦和レッズ
後半、浦和は少し戦い方を変えてきました。前半はほとんど後ろからつなげなかった苦戦でしたが、3-6-1の浦和にとって生命線である、両アウトサイドの攻撃力を使ってきました。特に左アウトサイドの山中からはボールが上がってくるようになり、G大阪がクリアで逃げたプレーもあってCKやFKが取れるようになってきました。

この日の浦和の攻撃がつながっていないことを考えると、そういうセットプレーで槙野や岩波の頭狙いで点を取るのが最も有望に思えました。槙野は前半にもヘディングシュートを放っており、セットプレーで追いついて引き分けに持ち込むのが、この日最良のシナリオかに見えました。そのシナリオは実現しかかります。

柏木が、右ペナルティエリア角付近からの直接FKを、うまくゴールの角付近に蹴り込んで、相手GK東口は触ったもののゴールの中に吸い込まれました。これで1-1と同点にできたので、浦和としては同点の時間を長くして、得点のチャンスをうかがいたい試合にしたいところでした。しかし、そんなサポーターの夢はたったの2分後に断たれることになります。

G大阪ボールのCKでした。ゴール前から少し離れたところにいたDF三浦に頭で合わされ、ゴール前にいたアデミウソンが押し込んでG大阪に2点目が入ることになります。これで浦和は攻めに出るしかなくなり、橋岡に代えて関根を右アウトサイドに入れて攻撃色を強めると、1トップのマルティノスを杉本に代えてヘディングでの勝負を狙ってきます。

そのように前がかりになっていた浦和としては、相手の途中出場の福田を警戒する余裕はなかったのでしょう。福田に山中の背後を取られた88分の失点で、試合はほぼ終わってしまいました。最後、ファブリシオが個人技で1点を返して意地を見せますが、反撃が遅すぎました。今季の浦和は、ACLこそ決勝まで勝ち進めたものの、いいサッカーができた年ではないとの印象は最後までぬぐえませんでした。

来季の動きはこれからでしょうが、今季補強した山中や杉本がチームの中であまり機能しなかったという、残念な思いは強いです。来季はACLがなく、ルヴァン杯を利用して若手の底上げもできる年になるので、浦和がここのところできていない若手育成に期待を寄せて、長いオフはワールドサッカーのビデオを見て過ごせればと思います。



































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インテル対ローマ

2019-12-08 17:10:08 | ワールドサッカー
昨日のレッズ敗戦で気落ちしていたので、ワールドサッカーのビデオで気を紛らわすつもりで、セリエAの上位対決、インテル対ローマを見ていました。インテルは今季、8連覇中のユベントスと互角の戦いを見せています。その強さの秘密を見られればというのがこの試合を見た動機でした。インテルの今季の監督は、元イタリア代表監督の実績もあるコンテ監督が就任しています。

コンテ監督は、ユベントス時代もチェルシー時代も堅守速攻のサッカーを好む傾向がありました。今回のインテルもそれに似たアプローチをしており、3-5-2で中盤を逆三角形にして守るときは5-3-2にして守り、攻撃は縦パス主体でスピードのあるルカク(9番)とラウタロ・マルティネス(10番)を走らせる速攻を狙ってきました。実況でも「中盤省略型」と表現されます。

これに対し、ローマの出方は注目でした。ローマのチーム状態は万全ではなく、正GKロペスが負傷で離脱、1トップのジェコも風邪をひいてベンチスタートでした。ローマのフォンセカ監督は、代役の1トップにテクニックのあるタイプの若手ザニオーロ(22番)を置き、4-3-2-1でインテルがあまり使って来ない中盤を利用するサッカーを目指してきました。

チャンスの数ではインテルに多い試合でした。インテルの2トップはスピードがあるので、ローマにミスがあれば即決定機にできます。いきなりルカクにビッグチャンスが来て、GKミランテ(83番)が止めるなど、波乱のある展開を予想できた序盤でした。ローマはシャドーのムヒタリアン(77番)がボールをキープできるので、追い越してきた左SBのコラロフ(11番)のクロスを使いたい様子でした。

この試合はアクシデントも多かった試合でした。いきなり、ローマの右SBサントンが負傷交代すると、インテルも右アウトサイドのカンドレーバ(87番)が負傷交代しました。このアクシデントはインテルにとってより痛かったようで、カンドレーバの上げていたクロスが代役のラザロ(19番)では上げられない課題が出ました。

ローマとしてはベンチに置いているジェコを投入するタイミングが鍵でしたが、後半残り20分ほどで出してきました。ローマの方が攻めた展開でしたが、試合は結局均衡が破れず0-0の引き分けに終わりました。首位のインテルにとってより痛かった引き分けで、2位ユベントスと勝ち点差2とこれからしびれる首位争いが続きます。
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