今日はW杯最終予選の初戦、日本対オマーンでした。結果は知っていましたが、日本がどういう内容で戦ったかを知りたくて、前半だけビデオを見てみました。しかし、戦い方が徹底していたのはオマーンの方でした。オマーンは4バックを守備専念にして、ボランチの2枚は基本は守備と自陣にブロックを引く戦い方でした。攻撃は縦パス主体でしたが、サイドに起点を作るところまでは行けていました。
この試合は、日本にとっては有利な条件も不利な条件もありました。有利な条件は、雨です。オマーンは年間で雨が降る日は10日ほどしかなく、雨の中の戦いは慣れていないでしょう。しかし、このゲームは不利な要素がクローズアップされることになります。まず、主審はUAE人で、ファウルを基本的に取らないので、オマーンのファウル覚悟のタックルを流されてしまう不利な要素がありました。
また、オマーンが国内組主体の代表メンバーということで、この最終予選に備えて1か月ほどキャンプで戦い方を練ってきたことも、このゲームが予想外の方向に行った理由でした。最近は、欧州で名前が知られているような名監督が、国内組を育てられるという理由で弱小チームをあえて指揮するケースが出てきています。今回のオマーンも、元イラン代表監督の実績がある、クロアチア人のイバンコビッチ氏が監督でした。
そのため、ボール支配率だけは高かった日本も、オマーンゴールを脅かす場面は想像以上に少なく、特にFWの大迫とトップ下の鎌田がゲームからほとんど消されていました。中東のオマーンは、フィジカルの勝負となればポテンシャルは持っているので、日本がアーリークロスを送ればほとんどクリアできました。こんなときに、雨のピッチで個人技が出しにくかったことが日本に不利に作用することになります。
それでも、日本が得意とする、サイドの酒井宏樹と長友のところでボールを持って、何度も崩しのクロスを上げ続ければ、オマーンは消耗してくるはずだと、この内容を見る限りでは思えました。少なくとも、負ける内容のゲームではなかった印象ですが、それでもサッカーは一発があるので、おそらくスタンドで生観戦していたら心臓に悪かった試合だったことでしょう。
後半、どういう形でこのゲームが決着したかは、明日じっくりと考えて書いてみます。
この試合は、日本にとっては有利な条件も不利な条件もありました。有利な条件は、雨です。オマーンは年間で雨が降る日は10日ほどしかなく、雨の中の戦いは慣れていないでしょう。しかし、このゲームは不利な要素がクローズアップされることになります。まず、主審はUAE人で、ファウルを基本的に取らないので、オマーンのファウル覚悟のタックルを流されてしまう不利な要素がありました。
また、オマーンが国内組主体の代表メンバーということで、この最終予選に備えて1か月ほどキャンプで戦い方を練ってきたことも、このゲームが予想外の方向に行った理由でした。最近は、欧州で名前が知られているような名監督が、国内組を育てられるという理由で弱小チームをあえて指揮するケースが出てきています。今回のオマーンも、元イラン代表監督の実績がある、クロアチア人のイバンコビッチ氏が監督でした。
そのため、ボール支配率だけは高かった日本も、オマーンゴールを脅かす場面は想像以上に少なく、特にFWの大迫とトップ下の鎌田がゲームからほとんど消されていました。中東のオマーンは、フィジカルの勝負となればポテンシャルは持っているので、日本がアーリークロスを送ればほとんどクリアできました。こんなときに、雨のピッチで個人技が出しにくかったことが日本に不利に作用することになります。
それでも、日本が得意とする、サイドの酒井宏樹と長友のところでボールを持って、何度も崩しのクロスを上げ続ければ、オマーンは消耗してくるはずだと、この内容を見る限りでは思えました。少なくとも、負ける内容のゲームではなかった印象ですが、それでもサッカーは一発があるので、おそらくスタンドで生観戦していたら心臓に悪かった試合だったことでしょう。
後半、どういう形でこのゲームが決着したかは、明日じっくりと考えて書いてみます。