今日は東京パラリンピックの閉会式です。最終日に決勝戦が行われた、車椅子バスケの日本対アメリカ戦を見ていました。初の決勝進出だった日本にとって、バスケの母国アメリカが相手というのは厳しいかなと思っていましたが、よく練った試合運びを見せていました。第一ピリオドの10分は18-18の同点でした。車椅子バスケは、障害の重さに応じて各選手にポイントが定められており、そのポイント数の合計が一定以下となるような選手起用が必要になっています。
どうしても、こういう障碍者スポーツは点を取る「ハイポインター」を注目しがちですが、障害の重い「ローポインター」にもそれなりの意味があります。車椅子の特性上、一人の選手でそれなりに幅を取り、その横をすり抜ける動きは難しいので、ローポインターがハイポインターをマークして守ることもある程度までは可能です。最終的には抜かれてしまったとしても、ハイポインターが戻ってくる時間を稼げば作戦上は成功です。
そうやって、ローポインターを活躍させながら、ハイポインターの鳥海選手が車椅子とは思えないほどのスピードで攻守両面に動けた、日本代表はいいチームだったと思います。どうしても、車椅子バスケは片腕は車椅子の操作に充てる必要があるので、片腕でシュートまで行き切る動きが必要です。それだけ、肩やひじには負担のかかるスポーツとも感じます。
どうしても、ジャンプができないので、シュートの決定率は健常者のバスケほどではないですが、それでも時には3ポイントシュートを決めることもあり、ゴール下の選手にボールをうまく収めることができればほぼシュートは決まるほどの、内容のあるスポーツだということは感じていました。その組織力で準決勝でイギリスを破るなど、今回の日本にとっては大躍進のパラリンピックでした。
最後はアメリカの底力の前に、少しずつ差を広げられ、惜しくも敗れた日本は銀メダルでした。カウンターのスピードや、正確なシュートなど、バスケらしい技術は見られた、いい時間だったと振り返ります。
どうしても、こういう障碍者スポーツは点を取る「ハイポインター」を注目しがちですが、障害の重い「ローポインター」にもそれなりの意味があります。車椅子の特性上、一人の選手でそれなりに幅を取り、その横をすり抜ける動きは難しいので、ローポインターがハイポインターをマークして守ることもある程度までは可能です。最終的には抜かれてしまったとしても、ハイポインターが戻ってくる時間を稼げば作戦上は成功です。
そうやって、ローポインターを活躍させながら、ハイポインターの鳥海選手が車椅子とは思えないほどのスピードで攻守両面に動けた、日本代表はいいチームだったと思います。どうしても、車椅子バスケは片腕は車椅子の操作に充てる必要があるので、片腕でシュートまで行き切る動きが必要です。それだけ、肩やひじには負担のかかるスポーツとも感じます。
どうしても、ジャンプができないので、シュートの決定率は健常者のバスケほどではないですが、それでも時には3ポイントシュートを決めることもあり、ゴール下の選手にボールをうまく収めることができればほぼシュートは決まるほどの、内容のあるスポーツだということは感じていました。その組織力で準決勝でイギリスを破るなど、今回の日本にとっては大躍進のパラリンピックでした。
最後はアメリカの底力の前に、少しずつ差を広げられ、惜しくも敗れた日本は銀メダルでした。カウンターのスピードや、正確なシュートなど、バスケらしい技術は見られた、いい時間だったと振り返ります。