Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ボールを持てた浦和(9/25FC東京対浦和)

2021-09-25 22:12:40 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイFC東京戦は、1-2でアウェイの浦和の勝利に終わりました。内容的には浦和が良かったゲームではありますが、この試合は展開的には苦しく、前半1分に右SB酒井宏樹のポジショニングがミスになったところを森重がロングフィードで狙い、田川がゴール前まで走り込んでFC東京に先制点が入ります。酒井宏樹自身が「自らのミス」と認めています。

FC東京はACL延期分の試合がミッドウィークに挟まっており、この試合は前節の名古屋戦から中2日の試合でした。そのため、東、アダイウトン、Dオリベイラをベンチスタートにして普段サブの日本人で攻撃陣を編成してきました。そのデメリットはあったようで、浦和がボールを持って攻めるとFC東京は押し込まれて、自陣に2ラインを引く苦しい展開を強いられます。前半、ボール支配率が浦和の70%近い数字も出たほどです。

それでも、リードして折り返せばFC東京も元気が出てくるでしょう。それをさせなかった意味で、前半終了間際の酒井宏樹の同点ゴールは効きました。何度もオーバーラップしていた酒井宏樹が、平野に預けて出てきたスルーパスを、相手GK波多野の股を狙って決めたゴールですが、副審はオフサイドのジャッジをしており、VARの結果ゴールが認められたきわどい判定でした。

これで浦和のハーフタイムのロッカールームの雰囲気は良くなったことでしょう。FC東京はハーフタイムに東とDオリベイラを入れて、Dオリベイラと永井の2トップに変更してきました。これで前半は攻撃にも絡んでいたCBショルツは守備に多くの力を割かれることになりますが、小泉が幅広く動いてボールを引き出し、後半も浦和がボールを持つ展開を維持します。

決勝ゴールは66分でした。バイタルエリアで受けた関根のミドルシュートがバーに当たって跳ね返ったところに、途中出場のユンカーと江坂が詰めており、相手DFはユンカーに引き付けられて江坂が空き、江坂は確実にゴールの枠に流し込んで浦和が1-2とこのゲームをひっくり返します。このゴールでゲームは変わり、FC東京は長友を右アウトサイド、アダイウトンを左アウトサイドに置く急造3バックで前に人数をかけてきました。

基本形は4-2-3-1の浦和ですが、終盤はFC東京の攻撃に対応するために槙野をDFに入れる、こちらも急造3バックでFC東京の攻めを跳ね返し、ゲームはそのまま1-2で終了します。相手の先制点で苦しくなったゲームでしたが、主導権を持っていたのは浦和だったことで、この逆転は必然だったのかなと、ゲームが終わった後は思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする