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9/1ルヴァン杯浦和対川崎

2021-09-17 20:46:57 | 浦和レッズ
今更な試合ですが、9/1に行われたルヴァン杯準々決勝第1戦の浦和対川崎のビデオを見ました。スコアの1-1はもちろん知っていましたが、どうやって点が入ったかなどは知らなかったので確認してみました。川崎といえば今季首位で、持ち味のパスサッカーでJ1を席捲していますが、主力選手の田中碧と三笘を海外移籍で引き抜かれており戦力はダウンしていました。

それでも、川崎は残った選手でもそれなりのクオリティは維持しており、中盤で細かいパスをつないで浦和を押し込むことはできていました。これに対し、浦和は新外国人CBショルツがDFラインでうまくポジションを取ってつなぎ、逆襲する時間を作ることはできていました。左SB明本の攻撃参加から、汰木や江坂が絡んで、サイドを仕掛けるところまでは行けていました。

川崎のパスは安定していましたが、ドリブラーの三笘がいなくなったことで決定的に崩す場面を作れていない印象はありました。これなら浦和もある程度は戦える試合で、高い位置からプレスに行ったプレーでボールを奪い、左からのパスをフリーになった関根が押し込んで浦和に先制点が入ります。こうなれば川崎も動かざるを得ないハーフタイムでした。

川崎はFW小林悠、MF小塚を入れて、右SBに橘田を回す布陣変更を行ってきました。やはり前に小林悠、ダミアン、家長が揃うとかなりの圧力になり、浦和はショルツに代わって途中出場した槙野がダミアンに付いて対応します。リーグ戦では0-5で負けている川崎相手ということで、相当の守備をしないとしのぎ切れないという危機感で守っていました。

この試合が動いたのは、VARでした。後半28分にGK鈴木彩艶がセーブした際に脇坂と接触していたことでビデオ判定になりましたが、その直前の場面で柴戸が脇坂を後ろから蹴っていた場面がPKとなります。このPKをベテラン家長が落ち着いて鈴木彩艶の逆に蹴り込んで、川崎は同点に追いつき、予定していた攻撃的な交代を遅らせて、1-1ならOKという采配を鬼木監督は見せます。

浦和が最後、ショートカウンターから江坂がフリーになるチャンスもありましたが、GKチョン・ソンリョンが止めて試合は1-1の引き分けに終わりました。ルヴァン杯ということで、浦和は酒井宏樹、川崎は山根と両チームともに右SBを欠いての試合でしたが、このカードらしく好内容になりました。第2戦が劇的な結果になりましたが、この試合で引き分けていたこともその要因の一つで、ホームアンドアウエーの2試合制の試合は面白いと感じました。
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