後半、浦和にいきなりビッグチャンスが来ます。相手GKキム・ジンヒョンに江坂がプレスに行くと、キム・ジンヒョンはキックミスをして小泉に拾われます。これを小泉がダイレクトでゴールを狙いますが、惜しくもゴール左へ外しました。それでも、攻めるのは浦和という構図は変わらず、49分に平野がミドルシュートを放つと、52分には相手CKを拾って汰木がカウンターを仕掛け明本がサイドまで持ち出します。
このゲームが浦和に大きく傾いたのは、62分のプレーでした。この日はDFラインの選手も攻撃につながるプレーを意識していましたが、岩波が出したロングフィードをゴール前に走り込んでいた汰木が上手いトラップを見せます。GKキム・ジンヒョンが出てきた脇を、当たり損ねながらゴールの中にコロコロと転がり、浦和は決定的とも言える2点目を決めることができました。
これでC大阪は動かざるを得ず、攻撃的MFより前の4人を一遍に入れ替える交代を打ち、大久保もタガートも出場してきました。浦和も直前のプレーで負傷していた平野を下げて伊藤敦樹を入れてボランチを補強し、攻めるC大阪、カウンターを狙う浦和という図式で残り時間が過ぎることになります。C大阪は両SBを高い位置に上げて、2-6-2のような前がかりの布陣で最後のチャンスに賭けてきました。
そのため、浦和としては相手守備陣がCBの2枚しか残っていないので、カウンターのチャンスは比較的容易に得られます。途中出場の浦和MF大久保から出たパスを江坂が追いかけるも、キム・ジンヒョンが辛くも先にクリアしてしのぐも、81分には伊藤敦樹の縦パスで途中出場の田中達也が独走してGKとの1対1を迎えますが、シュートが惜しくもゴール右に外れます。
また、見てみたいと思っていた豪州FWタガートのプレーも見ることができました。基本的にはボールをキープするタイプで、ヒールキックなど多彩なテクニックを持っています。この日は決定機自体がなかったのでシュートの技術は見られませんでしたが、豪州のパス回しを前で円滑に機能させる選手のようです。C大阪で機能するためには、ある程度の出場時間をもらえないと難しいかなという印象もあります。
浦和はカウンターを何度も繰り出し、FKなどのチャンスも得ましたが、追加点こそ入れられなかったものの時間を使い、2-0でこのゲームを勝ち切ります。欲を言えばカウンターを決めておきたかったですが、攻めて時間を使うのはいい時間の使い方なので、浦和が長年課題にしてきた試合運びの面でも改善が見られていると感じたこの日の快勝でした。
このゲームが浦和に大きく傾いたのは、62分のプレーでした。この日はDFラインの選手も攻撃につながるプレーを意識していましたが、岩波が出したロングフィードをゴール前に走り込んでいた汰木が上手いトラップを見せます。GKキム・ジンヒョンが出てきた脇を、当たり損ねながらゴールの中にコロコロと転がり、浦和は決定的とも言える2点目を決めることができました。
これでC大阪は動かざるを得ず、攻撃的MFより前の4人を一遍に入れ替える交代を打ち、大久保もタガートも出場してきました。浦和も直前のプレーで負傷していた平野を下げて伊藤敦樹を入れてボランチを補強し、攻めるC大阪、カウンターを狙う浦和という図式で残り時間が過ぎることになります。C大阪は両SBを高い位置に上げて、2-6-2のような前がかりの布陣で最後のチャンスに賭けてきました。
そのため、浦和としては相手守備陣がCBの2枚しか残っていないので、カウンターのチャンスは比較的容易に得られます。途中出場の浦和MF大久保から出たパスを江坂が追いかけるも、キム・ジンヒョンが辛くも先にクリアしてしのぐも、81分には伊藤敦樹の縦パスで途中出場の田中達也が独走してGKとの1対1を迎えますが、シュートが惜しくもゴール右に外れます。
また、見てみたいと思っていた豪州FWタガートのプレーも見ることができました。基本的にはボールをキープするタイプで、ヒールキックなど多彩なテクニックを持っています。この日は決定機自体がなかったのでシュートの技術は見られませんでしたが、豪州のパス回しを前で円滑に機能させる選手のようです。C大阪で機能するためには、ある程度の出場時間をもらえないと難しいかなという印象もあります。
浦和はカウンターを何度も繰り出し、FKなどのチャンスも得ましたが、追加点こそ入れられなかったものの時間を使い、2-0でこのゲームを勝ち切ります。欲を言えばカウンターを決めておきたかったですが、攻めて時間を使うのはいい時間の使い方なので、浦和が長年課題にしてきた試合運びの面でも改善が見られていると感じたこの日の快勝でした。