Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

C大阪戦マニアック分析

2021-09-20 12:43:00 | 浦和レッズ
後半、浦和にいきなりビッグチャンスが来ます。相手GKキム・ジンヒョンに江坂がプレスに行くと、キム・ジンヒョンはキックミスをして小泉に拾われます。これを小泉がダイレクトでゴールを狙いますが、惜しくもゴール左へ外しました。それでも、攻めるのは浦和という構図は変わらず、49分に平野がミドルシュートを放つと、52分には相手CKを拾って汰木がカウンターを仕掛け明本がサイドまで持ち出します。

このゲームが浦和に大きく傾いたのは、62分のプレーでした。この日はDFラインの選手も攻撃につながるプレーを意識していましたが、岩波が出したロングフィードをゴール前に走り込んでいた汰木が上手いトラップを見せます。GKキム・ジンヒョンが出てきた脇を、当たり損ねながらゴールの中にコロコロと転がり、浦和は決定的とも言える2点目を決めることができました。

これでC大阪は動かざるを得ず、攻撃的MFより前の4人を一遍に入れ替える交代を打ち、大久保もタガートも出場してきました。浦和も直前のプレーで負傷していた平野を下げて伊藤敦樹を入れてボランチを補強し、攻めるC大阪、カウンターを狙う浦和という図式で残り時間が過ぎることになります。C大阪は両SBを高い位置に上げて、2-6-2のような前がかりの布陣で最後のチャンスに賭けてきました。

そのため、浦和としては相手守備陣がCBの2枚しか残っていないので、カウンターのチャンスは比較的容易に得られます。途中出場の浦和MF大久保から出たパスを江坂が追いかけるも、キム・ジンヒョンが辛くも先にクリアしてしのぐも、81分には伊藤敦樹の縦パスで途中出場の田中達也が独走してGKとの1対1を迎えますが、シュートが惜しくもゴール右に外れます。

また、見てみたいと思っていた豪州FWタガートのプレーも見ることができました。基本的にはボールをキープするタイプで、ヒールキックなど多彩なテクニックを持っています。この日は決定機自体がなかったのでシュートの技術は見られませんでしたが、豪州のパス回しを前で円滑に機能させる選手のようです。C大阪で機能するためには、ある程度の出場時間をもらえないと難しいかなという印象もあります。

浦和はカウンターを何度も繰り出し、FKなどのチャンスも得ましたが、追加点こそ入れられなかったものの時間を使い、2-0でこのゲームを勝ち切ります。欲を言えばカウンターを決めておきたかったですが、攻めて時間を使うのはいい時間の使い方なので、浦和が長年課題にしてきた試合運びの面でも改善が見られていると感じたこの日の快勝でした。







































































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アゲハ蝶

2021-09-20 11:40:45 | 埼玉
地元さいたま市は彼岸花の季節です。この時期は蝶の観測日和で、今回アゲハ蝶が止まっているところを写真に撮ることができました。運が良くないと見られないので、この3連休はいい時間だったと振り返ります。



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リバプール対ACミラン

2021-09-20 11:33:37 | ワールドサッカー
欧州CLはWOWOWに独占放映権を取得されたのであきらめていましたが、DAZNのLFC TVで欧州CLの1次リーグ、リバプール対ACミランの映像を見ることができました。リバプールはドイツ人のクロップ監督が率いて、欧州CLを2018-19シーズンに優勝し、プレミアリーグを2019-20シーズンに優勝するなど黄金時代を作っています。もっとも、昨シーズンはレギュラークラスのCBが相次いで負傷し3位で辛くもCL出場権を得るにとどまりました。

ゲームはホームのリバプールが圧倒的にボールを支配して始まりました。4-3-3のリバプールですが、3トップのサイドFWは中央気味に位置を取って役割はウイングではなくFWで、サイドを仕掛けるのは両SBのアレクサンダー・アーノルド、ロバートソンでした。SBを高い位置に置くことによるリスクは、3枚のMFが無理に前にかからないことでカバーしていました。

先制点は序盤にリバプールに入りました。右FWサラーにマークが集まる隙を突いたアレクサンダー・アーノルドがゴールライン付近まで切れ込んで放ったシュートが、相手CBトモリに当たってコースが変わって、記録はトモリのオウンゴールとなり1-0とリバプールがリードを奪います。もっとも、押し込まれて苦しいミランが、前半終了間際の42分にスルーパスをレビッチが決めて同点にすると、さらに同じような形からレビッチのシュートのこぼれ球をディアスが詰めて1-2とゲームをひっくり返します。

リバプールとしてはまさかのエアーポケットでしたが、後半はボール支配率をさらに上げて、7割以上の支配率でミランを一方的に押し込みます。ここで効いてきたのはキャプテンのMFヘンダーソンで、彼が出した浮き球の裏へのパスに、サラーが持ち味の快足を飛ばして追いつきシュートを決めて、リバプールは後半開始すぐに同点に追いついておけます。

これでリバプールは落ち着いた様子でした。オリギに代えてマネを投入して、いつもの位置である左FWに置くと、リバプールが取った右CKからバイタルエリアにいたヘンダーソンがミドルシュートを決めて、リバプールは3-2とこの苦しんだ試合を逆転することに成功します。こうなればリバプールは無理をする必要はなくなり、この日はボールロストが目立ったケイタを下げてチアゴを入れて守りを固め、ミラン相手に守り勝つことを狙ってきました。

最後はミランが、途中出場のジルーの頭を狙ってクロスを上げてきますが、リバプール守備陣が落ち着いて対応し、試合は3-2でホームのリバプールの勝利に終わりました。ちょっとだけミスが出て危なくなった試合でしたが、さすがに欧州トップクラスのチームというところを示した、リバプールのさすがの勝利だったと思います。
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