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うまく出し抜いた(9/11横浜FC対浦和)

2021-09-11 22:01:52 | 浦和レッズ
今日のリーグ戦、横浜FC対浦和は、0-2でアウェイの浦和の勝利に終わりました。浦和は失点数を抑え込めているのが最近の好調の理由ですが、この試合は必ずしもDF陣が完璧な試合運びをしたのではありません。前半のシュート数では横浜FCが上回り、危ない場面を西川がファインセーブで止めています。その西川も、後半に落球という大きなミスをしており、自らジャーメインのシュートを止めて事なきを得たものの完璧ではないです。

そんな試合を勝ちに持って来られた理由は、横浜FCのちょっとした隙を確実に狙えたことです。横浜FCは3バックで中央の守りを固める戦い方で、浦和がサイドからボールを入れてもクリアでしのいで前半を0-0で乗り切るのが狙いでした。これに対し、浦和はFWユンカーをベンチスタートとして、本来トップ下の江坂を1トップに入れており、クロスを入れてもターゲットがなく、トップ下の小泉を軸にミドルシュートが狙いでした。

前半2分にCKから、岩波が折り返した後の酒井宏樹のシュートはバーに当たってノーゴールに終わりますが、前半終了間際の40分、その隙が狙えます。右サイドで持てた小泉のクロスは、ちょうど横浜FCのDFが中央に寄り気味だったのを利用してファーサイドで汰木がフリーになっており、汰木が頭でコースを変えて浦和に先制点が入ります。

後半、浦和はベンチスタートにしていたユンカーを小泉に代えて投入して1トップに置きます。ユンカーをパスの受け手にしたかったのでしょうが、後半の浦和は水を含んだ三ツ沢のピッチ状態もあって思うようにボールがつなげません。ユンカーもほとんどボールが入らずゲームの流れから消され、試合は膠着状態になってきます。

後半、カウンターからの横浜FCの決定機に、右SBの酒井宏樹がうまくカバーに入ってクリアするなど、チームとしての戦略よりは個人の能力に救われた試合でもありましたが、それでも後半のロスタイム、相手ボールのCKのクリアからカウンターで大久保が独走し、ユンカーのシュートは相手GKブローダーセンに防がれたものの、大久保がこぼれ球に反応して押し込んで0-2としてゲームを決めます。

この勝利で、浦和は5試合負けなしとなり、3位鳥栖との勝ち点差は2となります。この3位争いは終盤までどうなるか分からない混戦ですが、ACL出場権が狙えるチャンスがあるならば狙って欲しいのがサポーター心理です。ロドリゲス監督も選手の起用などではうまく使い分けており、今後の戦いが楽しみです。次はC大阪戦、久しぶりに私も参戦予定です。
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