Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

暑さの中の苦しい展開(8/4浦和対名古屋)

2019-08-05 21:43:21 | 浦和レッズ
浦和はシャドーのメンバーをいじり、ファブリシオをシャドーでスタメン起用してきました。これは縦パスをファブリシオに収めてからの展開を狙ったものと思われます。鹿島戦はアウトサイド中心の攻撃でしたが、ファブリシオの持っているキープ力を生かして前線に拠点を作ろうとする狙いがあったものと思われます。

これに対し、名古屋は浦和と同じ3-6-1ですが、和泉を右アウトサイド、シャドーに前田直輝とGシャビエルを起用してきました。1トップのジョーに入れてシャドーを走らせる意図だったと思います。浦和ももちろんジョー対策を練っており、ジョーと対面になる3バックの中央に、フィジカルに自信のある鈴木大輔を起用してきました。

暑さの中の試合になったので、浦和としては可能な限り0-0の時間を長くして、落ち着いて攻めたいところでした。しかし、そんな思いはわずか1分で断たれることになります。CKのこぼれ球をサイドで前田直輝に拾われて、クロスを和泉に合わされて早くも失点することになります。その後も名古屋は前から圧力をかけて、浦和を押し込むことに成功します。

名古屋というチームは、ボランチのエドゥアルド・ネットやシミッチは守備のタスクをメインにして、その分前の3人は思い切って行っていいと役割を明確に分けてくるチームです。特に前田直輝には何度も走られ、ついに前半25分という早い時間で2点目を決められ、相当苦しい2点ビハインドを追うことになります。

浦和の攻撃は前半は機能していませんでした。特に武藤のスルーパスは何度もミスになって名古屋にカウンターを食らい、GK西川がファインセーブで止めていなければ前半で終わってしまった可能性もあった試合でした。それでも、浦和は青木や柴戸が球際を頑張ってボールを奪ってからの速攻で対抗してきました。

前半の最後、武藤が一旦スルーパスをカットされたプレーに、後ろから来た関根がフォローしてスルーパスを武藤に送ります。ミスを回収してくれた武藤はうまくクロスを上げて、中央でフリーになっていた興梠の頭に合わせて1-2と追い上げるゴールを得ることになります。内容としては1-4で負けそうな前半でしたが、まだ1点しかリードされていないことを心の拠り所にするしかない展開でした。

後半流れは変わってきますが、明日以降にマニアック分析で補足します。































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戸田橋花火大会

2019-08-03 22:26:07 | 埼玉
自宅付近の歩道橋から、戸田橋の花火大会を遠望していました。花火の美しさもさることながら、暑かった日中と違って風が爽やかで、昔の人が夕涼みに花火大会を開いた知恵を今更ながら感じてきました。もちろん、遠くの花火でカメラの倍率を最大近くまで上げているので、写真の出来は良くないですが、もっといい写真を狙いにまた、どこかの花火大会に出掛けてみたいものです。




































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名古屋戦プレビュー

2019-08-02 21:59:33 | 浦和レッズ
今度の日曜日、浦和はホーム埼玉スタジアムで、名古屋グランパスと対戦します。前節の鹿島戦は敗色濃厚だった試合を引き分けに持ち込んで、内容には課題があるものの雰囲気は悪くないと思います。名古屋との前回の対戦はアウェイで、0-2で内容も悪い敗戦に終わっています。もちろん、その試合がACLのタイ遠征帰りでコンディションが悪かったことは考慮する必要があります。

名古屋は7勝8敗5分けで勝ち点26の10位です。9位浦和の直下に位置しており、勝てば順位が逆転します。もっとも、序盤戦でACLがないことによるアドバンテージで上位にいたことを考えると、今の名古屋は失速している印象を受けます。前節のG大阪戦の布陣はオフィシャルHPの情報によれば3-4-2-1で、1トップにはおなじみの元ブラジル代表のジョーがいます。

夏の移籍市場でFC東京から獲得したDF太田は左ストッパーで起用されている模様です。攻撃的な太田がアウトサイドでなくストッパーというのは意外な印象ですが、左アウトサイドがDFタイプの吉田豊なので入れ替わることも可能なのでしょう。シャビエルはベンチスタート、マテウスはベンチにも入っていません。

もちろん、ジョーの得点力が最大の脅威ですが、シャドーから出てくる前田直輝と和泉が若さの勢いでかき回してくるでしょう。浦和としては、時間帯によっては5-4-1で引きながら、行くべきときは相手DFにプレスに行ってボールを取ってからの速い攻めを見せたいです。FWの興梠が好調を維持しており、鹿島戦ではサイドからのクロスで点を取っています。

暑さの中の試合でしょうから、必ず動けなくなる時間はあるでしょう。そういうときに確実に流れを切れるかが大事です。鹿島戦の失点はうまく流れを切れなかったのが原因です。おかしくなりそうなときに、ロングボールで流れを切るプレーが、いつになく大切になってくると思います。
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ダビド・シルバの記憶

2019-08-01 22:30:28 | ワールドサッカー
先日のマンチェスターシティ戦は、スペイン代表MFダビド・シルバを生で見られるのも楽しみにしていました。今は4-3-3のMFですが、あまり守備には帰って来なくてもいい信頼を得ており、思い切って前目で決定的なプレーを狙う彼の良さは先日の試合にも表れていました。シルバはシティ在籍が長く、前任のペジェグリーニ監督時代からポジションを得ていました。

もっとも、ペジェグリーニ時代のシルバは4-2-3-1の左MFが定位置でした。サイドハーフですが、中にドリブルで切れ込んできてから決定的なスルーパスを狙うのが彼の得意な形で、小柄な体ながら高いテクニックを持っていて相手DFのマークを外す技術があります。初めてシティの試合を見たときに「シルバいいね!」と感じたほどです。

欧州でいい選手を見かけたら必ずどこかの代表ですが、シルバも例に漏れずスペイン代表でした。しかし、スペイン代表ではイニエスタ(現神戸)とポジションがかぶることもあって、あまりスペイン代表で大活躍したというイメージは持っていません。それでも、日本人とあまり変わらない体格で、プレミアリーグでも有数のMFですから、日本人も上手くなることで彼に近づけると期待したくなります。

シティの監督がグアルディオラ監督に変わってから、シルバは4-3-3のMFで起用されることが多くなりました。もっとも、グアルディオラの4-3-3のMFは、アンカーさえ残っていれば思い切って前に行っていい約束事です。シルバが前目でボールを持つ、いいときの彼のプレーを出させやすくしている印象を受けます。

今季、シルバはキャプテンです。30歳を過ぎ、キャリアも残り少なくなってきましたが、上手さで勝負する選手なのでまだ十分トップレベルでプレーできるでしょう。日本人選手も、こういうタイプを見習って、上手さで欧州に通用する時代になって欲しいと願っています。







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