



P.149で 池上章氏が書いている項。
向上心と「足るを知る」のバランス
(日本人の)どこまでも上を目差そうとする精神性が、
常に満足できないというストレスを招いているとも考えられます。
P.150 日本人が幸せを感じられるようになるために、足りないものがあるとすれば、
それは「足るを知る」という能力でしょう。
日本人は向上心が強すぎるのです。そこで必要なのは、ダライ・ラマ法王が
おっしゃるように、心に目を向けることではないでしょうか?
私は自分のブログに、<自分が忘れたくないことがら>と
<読者の皆さんに役立てていただきたいことがら>をメインに書いています。
その観点でいうと、少し、はずれてしまいますが、
今回の池上氏のご意見は、私としては、何か引っかかるところがあって
「そうよね~」と同感できない部分があります。
それは<言葉の綾>に過ぎないのかもしれませんが。
私としては、<上を目差すのは当り前> であって、
少しずつでも前進していれば、満足できる と思うのです。
ここまで書いてみて、初めて気付いたような気がするのですが、
私の悩みは、
<前進の度合いが、自己満足で終わっていないかどうか?>という疑問なのです。
池上流にいえば、「足るを知っていない」ということ?
いずれにしても、私はこの悩みの解決を求めて走り回っています。
多分その姿は<風車に立ち向かうドン・キホーテ>?