P.44 85歳なら「血圧180超/100超」が最も長命!
だそうです。この数字の根拠は、
1997年にフィンランドで行われた医学的調査の結果で、
P.48 高齢者の場合、上の血圧も下の血圧も、
それぞれ高いほど、5年生存率も高い
WHO(世界保健機関)は1978年に血圧に関して
<基準値を年齢に関わりなく「160超以上/95以上」と定めた。>
P.46 当時、WHOは各国政府からの拠出金だけでは運営が成り立たず、
製薬業界からの寄付金に依存するようになっていました。
(中略)この基準値を是とする医学的根拠がなく、
医学界の一部からは批判の声があがっていました。
にもかかわらず、
WHOは1999年に基準値をさらに大きく切り下げました。
(中略)
日本高血圧学会もこれに丸乗りしたのです。
もちろん、この基準値にも医学的根拠はありません。
私達は<薬というもの>は、<病気を治すために使われる>
と、思っていますが、現実は随分違うようです。
さらに悪質なことに、無理に「病的な高血圧症」とレッテルを
貼られた患者に処方される<降圧剤>にはさまざまな副作用があり、
重篤なものから発がんのリスクまであるそうです。
いわゆる「高血圧」を気に病んでいる人が身近にたくさん居るので、
みんな、この章だけでも、読んで欲しいと思います。