
好色な伯爵の言い分は、
「金も権力も美人の妻もいる」
だけど
「召使のフィガロが若くて美人のスザンナと結婚するのが
(=初夜権を自分で廃止してしまったためにスザンナとは
寝られないので)悔しくてたまらない。」
自分より下の位の者たちが、幸福に酔いしれていることが
悔しくて許せない!
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ロシアとか、独裁国家の大統領たちは、この論理なのでしょうねぇ。
今も昔もちっとも変わらないこの構図と果てしない欲望?
これまでに何回もこの台詞を字幕で見てきたはずなのに、
今回だけ、やけにハッキリ目について、怒りや悲しみの感情が
湧いてきたのは、私も少しは成長したためか?
なぁ~んて嬉しがっていちゃ駄目ですね。
相変わらず、というより益々はびこる「悪者の論理」に対して
自分もミュージカルなどでしっかりと意見を言わねば!
と、決意を新たにしています。
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