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著者の安楽氏は、以前にご自身が脊柱管狭窄症を患った経験や、
クライアントさんの例を見てきて、
椅子の座り方や、椅子選びの重要性が書かれています。
P.184 いわゆる”ずっこけ座り”で長時間椅子に座ると、
それだけで状態は悪化する、治療の意味はなくなると
何度も注意された。
P.185 品川区の「住まい館」に展示していた椅子が
5~6万円を超えるものであったため、来場者は異口同音に
「高い」と驚かれていたが、
(中略)「自分に合う椅子を買う」お金は、是非とも
自立を継続させるための必要経費として捉えて欲しい。
さぁ~~て・・・・
「自分に合う椅子」というものは???
我が家では、数十年前に、当時雑誌・クロワッサンで絶賛されていた、
秋岡芳夫氏の「男の椅子」と「女の椅子」を購入。今も愛用しています。
この二つは、座高が日本人の足の長さに合うよう、低くて(37㎝)、
座面が78㎝×55cmと、かなり広めです。
当時は5~6万円で、薄給の若夫婦としては、思い切った投資でした。
(現在は税込みで10万円を超えている!!)
使い勝手は抜群で、小柄な私でも楽に立ったり座ったりでき、
広い座面は、授乳の時にとても役立ったし、
現在は猫達が横に座り込んでも邪魔にならない広さです。
でも、自力整体の輪っかタオルを知ってしまった今、
こんな高価な椅子が必要かなぁ?と、疑問に思います。
自分の膝下高に合っていて、座面が広めなら、足が垂直に地面に下り、
多分どんな椅子でも、輪っかタオルで仙骨を垂直に保てます。
はい。
やっぱり、モノじゃなくて、整体の知恵が必要だと思います。
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