こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

緑が深化する里山に囲まれて、2020年5月

2020-05-09 | 雑感

市街地を囲む里山の緑が刻々と変化している。この変化を意識することをモチベーションにして、わたくしたちは近くの川沿いを散策する。3密状態を避けながらである。

 

桐生城跡が残る城山(361 m)では、山頂付近の緑が一段と濃くなっている。

 

左奥の山頂は鳴神山(980 m)である。以前は、この時期に週2回ほど、この山に登っていた。このときのターゲットは山で咲く花、カッコソウ、ヒメイワカガミ、ヒイラギソウ、ルイヨウボタン、ヤマブキソウなどであった。しかし、今年はまだ登っていない。

 

 

 

 

 

約20日前での新緑

 

 

緑の深化によって生まれた色彩。この頃は、ウグイスの鳴き声が山から良く響いてくる。

 

 

先週から、緑と雲による景色が眼に入ることが多くなった。

 

 

 

 

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撮影、5月7日午前、桐生市にて。

 


今日の日常的風景から、2020年4月

2020-04-23 | 雑感

朝夕に体温を測って、今日はOKであったかと安堵感を覚える。この頃、わたくしたちはこのパターンを繰り返している。そして、周囲の山肌の彩りが日々、変化する過程を眺めることが多くなった。今日は、新緑、青空、そして雲が織りなす風景の変化に、レンズを向けてみた。

変化、日差しが雲で部分的に遮られて(1)

 

変化、日差しが雲で部分的に遮られて(2)

 

ときには、浮かぶ雲の姿から、水の三態変化(気体、液体、固体)を意識してみる。

 

ヤマツツジの花の彩りが濃くなっている。左奥は鳴神山である(別名は嶽山、山頂付近は岩峰にて広くない)。山頂まで登ってみたいが、今は3密状態を避けるときである。

 

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「余談」狭い部屋で、同居している仲間(コチョウラン、デンドロビウム)。これらに促されて、窓を開けて換気をすることが多くなった。「朝顔に釣瓶とられてもらいひ水(加賀千代女)」を思い出して、迷句「われランに誘惑されて片隅へ」。

 

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撮影、4月23日。


今日の新緑、雨に濡れ夕日を浴びて、2020年4月

2020-04-18 | 雑感

今日は、天候が強い雨、突風、そして突如の日差しとの順で激しく変化した。あまりにも強い風では、葉を展開し始めたレンゲショウマやキレンゲショウマなどの草花がなぎ倒されそうになった。しかし、これらは何とか厳しい試練に耐えてくれた。

さて、周囲の山々では、落葉樹の新緑が雨に濡れて一段と目立つようになった。山城跡が残されている山(城山)において、桜は葉桜に変わったが、ヤマツツジによる彩りが見えるようになった。

 

新緑と薄い霧。奥に見えるはずの鳴神山(980 m)は霧に覆われている。

 

夕刻(午後5時頃)、風が止み、西方向の厚い雲に切れ間が生まれた。

 

そして、雲間からの強い日差しで、眼を見張るような新緑の景色が現れた。左奥の山頂は鳴神山である。

 

ここでは、斜めからの日差しによる効果が印象的であった。

 

 

 

つい先日まで、山肌は茶色を帯びていたが。

 

わたくしのないものねだりは、新緑に変身した大木から明るい月が現れることである。ちなみに、今日の月の出は午前3時、月の入は午後2時頃であった。

 

 

撮影、4月18日午後、桐生市にて。

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群馬県においても、外出自粛が出されている。また、他県への移動も自粛することが求められている。まあ、許されている範囲で新緑を眺めながら近くを散策し、運動不足による免疫力の低下を避けるようにしたい。手強い敵の性質を知るために、インターネットで公開されている最新の報告を読み始めた。しかし、情けないことながら、その試みは辞書をめくることに終始している(苦笑)。


早春の小雪、市街地を囲む山並みの雪化粧、2020年3月

2020-03-29 | 雑感

「28日夕刻」

市街地周辺の山並みが小雪で雪化粧をした。雪が止むと、市街地周辺の山並みから霧が立ちのぼった。

 

3枚組パノラマ画像

 

城山(じょうやま、361 m)。山頂には桐生城跡がある。青空のもとで、ソメイヨシノの花の群れは市街地から目立つ。

 

 

市街地では、みぞれが降った。

 

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「21日朝」

鳴神山(980 m)のみが、うっすらと雪化粧をした。この山において、アカヤシオやカッコソウ(固有種)などが、来月には花を開く。

手前は城山である。

 


謹賀新年 令和2年(2020年)

2020-01-01 | 雑感

明けまして、おめでとうございます。

  本年もよろしくお願い申し上げます。

                                                kotsunagi567                

                      令和2年(2020年)元旦

 

 赤城山(雪雲に立ち向かう

(群馬県桐生市新里町にて、2019年12月28日撮影)

 


天気の変化が大きかった大晦日(2019年12月)

2019-12-31 | 雑感

今日は天気の変化が激しい大晦日になった。

朝(濃霧の中での日の出)

 

午後(短時間のことながら、突然の曇りと強い北風)

 

夜(月齢3.9の月とオリオン座などが目立つ星空)。

 

 

良いお年をお迎えください。

                     kotsunagi567

                2019年12月31日。


診察室のドアに貼られていた「医者にかかる10箇条」(2019年12月)

2019-12-22 | 雑感

先週、隔月ごとに受診している公立病院において診察室のドアに貼られている10箇条を、入室のコールを受ける前にメモしてみた。

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1.伝えたいことは、メモをして準備

2.対話の始まりは、あいさつから

3.より良い関係づくりは、あなたにも責任が

4.病状と病歴はあなたの伝える大切な情報

5.これからの見通しを聞きましょう

6.その後の変化を伝える努力を

7.大事なことは、メモをとって確認

8.納得できないときは、何度でも質問を

9.医療にも不確実なことがある

10.よく相談して、治療方法を決めましょう

  ○○病院 患者サービス向上委員会 平成20年1月

 

NPO法人ささえある医療人権センターCOML(コムル)のホームページには、「新・医者にかかる10箇条」が記載されている。

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この10箇条を黙読しながら、自分は患者としてどのように対応しているか自己採点をしてみた。

挨拶は当然のこととしてプリントした病歴を、わたくしは初診時に必ず提出することにしている。その他については後日に。

 

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西側の山林方向にて(20日正午頃)

 

サザンカ(20日正午頃)


台風19号が去って、2019年10月

2019-10-13 | 雑感

今回の台風では、当地においても大雨特別警報が出され、近所を流れる河川(桐生川)の水位によって避難勧告が出された。昨夜は、水位があと僅かで堤防から溢れるほどまでになったと聞いている。

今日は天候が回復したので、いつもの散策コース(堤防上の道路)を歩いてみた。

 

この十年間、これほどまでの濁流を、わたくしは見たことがない。

 

 

 

川では、中州が消えている。

 

通常の状態(9月下旬)。

 

 

撮影、10月13日午後、群馬県桐生市にて。


抜けるような青空、台風19号の襲来直前に、2019年10月

2019-10-11 | 雑感

気象庁から「大型で非常に強い台風19号は、12日夕方から夜にかけて、非常に強い勢力を保ったまま東海地方から関東地方に上陸し、その後東日本から東北へ進む見込みです。......」と、報道発表がされている(同庁、ホームページ、10月11日)

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ところで、当地では昨日(9日)と一昨日(10日)に、限りなく透き通った青空が広がる景色が現れた。


9日午後12時頃。ここでの山並みの標高は300-1,100 mである。

 

どこまでも果てがないほど透明な青空、いわゆる抜けるような青空にレンズを向ける。


 

10日午前9時頃。前日と同様の青空を見上げながら、グラデーションの美しさとともに、

台風が迫っていることを暗示するような不気味さを、当方は感じた。

 縦構図2枚によるパノラマ


しかし、午後4時半頃、夕焼けに染まる雲が多く浮かぶ空模様になった。

 

それでも、僅かの間、十三夜前日の月(月齢11.4)が輝いた(午後6時過ぎ)。

 


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今日は、午後12時頃から雨が降りだし、山並みは霧で覆われている。群馬県南部では、明日から明後日において、200-300 mmの雨量、最大風速30m以上の暴風雨が予想されている。備えはしたつもりだが、過去に経験した台風での被害を走馬燈の如くに脳裏に浮かべると不安は募る。

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EOS 6D、EF 50 mm F1.2L(青空)、EF 70-200 mm F2.8L (月)。どちらにおいても円偏光フィルターは使用していない。

 


先週から変化の激しい天候が続いているが、2019年7月

2019-07-28 | 雑感

先週から変化の激しい天候が続いている。久し振りに青空が見えるときがあっても、その状態は長続きしない。そして、ときには大雨警報が出されるほど、激しい雨が降る。


7月26日15-17時において。

 

 

 

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7月23日、一時間に81mmとの猛烈な雨が降った。

「気象庁ホームページから」


そして、今日の状況。昼間は晴れていたが、夜には雨が激しく降った。

「気象庁ホームページから」



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それでも、庭のキレンゲショウマは順次、花を開いている。開いた花は激しい雨でダメージを受けているが。

 

 

撮影、キレンゲショウマ(27、28日)


この頃の日常的風景、2019年7月

2019-07-16 | 雑感

この頃は、周りの山並みが霧で覆われる風景が連日のように現れている。今日は日差しがありそうな気配が一時的にはあったが、現在は山肌の緑に鮮やかさが出ない空模様になっている。

日差しがありそうになったときに。

 

 

 

 

 

ところで、キレンゲショウマの蕾は順調に膨らんでいる。この頃の天候で、蕾や花に食害を起こすクロハウリムシの発生が遅れているからだ。

 

 

撮影、7月16日午前。


午前中から入道雲が浮かぶ空模様、2019年6月

2019-06-19 | 雑感

関東平野と山間部の境目に位置している市街地に、わたくしたは住んでいる。そのためであろうか。山間部の上空で発生する積乱雲(入道雲)は、自分たちにとって、夏の風物詩として見慣れた風景である。ところが、この頃は4月頃から入道雲が発達するようになった。さて、昨日は今日は梅雨の晴れ間と言えるほど青空が広がったが、大きな入道雲が午前中から北の空を占めていた。

この日、午前4時頃までに準備を整えて、わたくしは朝焼けのひとときを待った。前日の朝焼けがあまりにも印象的であったからだ。結果は画像のようであった(苦笑)。

 

前日(6月17日)での朝焼け(午前4時頃)(画面右側が東方向)。

 

 朝焼けは期待どおりにならなかったが、山間部の上空に浮かぶ入道雲が午前9時頃から発達した。

 

 画像は入道雲がもっとも発達したときのものである。なお、余談ながら、この後は雷雨にならなかった。

 


撮影、6月18日。

 

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今日はある病について地元の病院で検査を受けてきた。その病は前立腺がんである。2年前、定期的に受けてきた血液検査において、前立腺特異抗原(PSA)の値が6 ng/mLまでに上昇し正常値(例えば 4 ng/mL)を超えた。画像診断と前立腺生検(細胞診、2泊3日の入院にて)で、がんとの確定診断を受けた。主治医から詳しい説明を受けた後、治療方法は主治医の助言のもとに患者(自分)が主体的に選択することになった(主治医に深謝)。

 結局、ホルモン療法を経て、重粒子線照射治療(県内の国立大学病院にて、通院、12回照射)を昨年の夏に受けた。照射終了後、PSAの値は0.01 から0.02までに低下した。今日の検査においても、PSA値はその範囲内であった。

 先進的かつ高度な治療を実施している病院が身近にあることの有り難さを実感している。余談であるが、照射を受けるにあたっては飲酒と自転車に乗ることを禁止された。勿論、自分自身のことであるので、どちらも厳格に守ってきた。今はどちらも限度を設けて許されている。現在での願いは、これからもPSAの値があまり高くならないことである。

 

 


青空には下弦の月、大晦日(2018年)にて

2018-12-31 | 雑感

昼頃に、ふと青空を見上げると、下弦の月(月齢23.8)が西側の山並みに沈むところであった。淡い色の月を眺めていると、自分にとってそれなりに気苦労の多かった出来事が脳裏に浮かんでくる。

 

 

 


間もなく、幾つかの星が輝く夜空に、除夜の鐘の音が響くであろう。


拙ブログへのご訪問、まことにありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください。 kotsunagi567



ブルーインパルスの展示飛行、桐生八木節まつりにて、2018年8月

2018-08-05 | 雑感

編隊は16時40分頃、市街地上空に到着した(予定では16時30分)。


 当日のプログラムから

 

太陽は西の空に傾きはじめていた。

 

 

 

 

 

 

巧みな時間差飛行。撮りながら、かつて海外で搭乗機の直下を他の航空機が横切ったときの驚きを思い出した。

 

市街地は桐生市などである。トンボの随伴(?)。

 

    プログラムを終了して。

 


ブルーインパルスの展示飛行を市街地東側の山地で撮ってみた。展示は予定よりも遅れ、飛行高度は前日の場合よりも高かったようであるが、多くの人々が上空を見上げたと聞く。


*展示飛行の開始が遅れた原因については、でんさんからのコメントをご覧ください(コメント欄)。でんさん、ありがとうございました。


撮影、8月4日16時40分頃から。天候は晴れ(やや霞がかかっていた)。撮影地点、標高300 m程度。