今日も、昨日と同様に高温注意情報が群馬県地域に出されいる。いよいよ、低山歩き派にとっては暑さが厳しい季節となってきた。まあ、これからの時季、私は夕景を眺めながらの近所の尾根歩きを楽しむことにする。
昨日は晴天であった。期待した構図は市街地と夕日を受けて霞から浮き出る浅間山、八ヶ岳連峰、秩父連山であった。期待は外れたが、近くの山を背景とする光芒は撮ることができた。
市民の山と言われている吾妻山(左、481 m)と堂所山(右、484 m)の右(北側)に、夕日は沈んだ。堂所山は女吾妻とも言われている。標高において、女吾妻 > 吾妻山であることが如何にも上州(かかあ天下)らしい。
尾根道を覆う広葉樹林が夕日で赤く染まった。このようなことは7月において珍しい。
落日直前になったとき、沈んでいく太陽の形がはっきりとしなくなった。かつて、このような有様の落日を私は撮ったことがある(2011年)。他の場所において、落日の光景はどのようなものであったであろうか。なお、右奥の山頂は荒山(赤城山)である。
市街地を入れての広角画像(露出は+側に設定にした)
落日が終わった後、鍋割山(赤城山)の上空が赤く輝き始めた。
上空の輝きをクローズアップする。この輝きは15分程度続いた。
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7月11日18-19時過ぎ。EOS 6D、EF 60-200 mm F4L、EF 17-40 mm F4L、RAW、Lightroom 5。