今月に入ってから、日没直後の彩りがこれまでに増して美しくなっている。昨日の空模様は小雨(朝)、曇り(日中)、そして晴れ(夕方)と大きく変化した。このような天候のとき、運が良ければ美しい日没および日没後での光景が見られる。そこで、小生は何時もの展望台に向かった。しかし、展望台から見る景色は市街地でさえも強く霞んでいるものであった。もちろん、日が沈む山並み(100 km以上遠方)はまったく見えなかった。
ところで、先週末から、その展望台から眺めるとき、夕陽は北八ヶ岳に夕陽が沈む。
17時頃になったとき、北八ヶ岳、荒船山、妙義山、浅間山などのシルエットが夕陽をバックライトにして浮き出てきた。
左から、北横岳、蓼科山、荒船山(断崖型)である。夕陽は北横岳と蓼科山の間に沈んだ。
日没直後(マジックアワー)にて。右端の山頂は浅間山である。期待したような彩りが眼前に広がった。この展望台からは、自動車道を使っても3-4時間を要する距離にある山並みがそのことを忘れさせるほど近くに見える。自分にとって、地形条件による錯視はありがたい効果である。ちなみに、この画像は望遠70 mmで撮ったものである。
彩りは刻々と変化した。
撮影、2月6日17時過ぎ。白葉峠付近(標高 300 m、桐生市)にて。