今月中旬から、マンサクの花が市内の大学キャンパス内で咲いている。リボンのような形の花びらをもつ花が葉にさきだって開く有様は、鮮やかな色と相俟っては、早春の息吹きを見る者に感じさせる。
陽射しを浴びて。
日陰での花びらの色。
花が咲きはじめた頃では。
花びら、萼、雄しべ(4本)、雌しべ(1本)のクローズアップ
ところで、マンサクにはどのような進化の過程があったのであろうか。この独特の形の花びらは多分、ロマンに満ちた経緯の賜物であるに違いない。まことに、自然がもたらす造形には神秘が満ちている。ところで、間もなく、近くの山でもマンサクの花が見られる。例えば、鳴神山(980 m)の山頂付近には、マンサクが何本か生えている。
撮影、2月7日・13・23日、桐生市にて。
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NHK前橋放送局「ほっとぐんま640」の「好きです。群馬」コーナーで、投稿した写真「マンサクの花」が紹介されました(2月12日放送)。