赤城自然園では、総面積120ヘクタール(東京ドームの26倍の広さ)のうち、60ヘクタールが一般公開されている。そして、かつてマツやスギから成っていた雑木林は、里山の雰囲気を強く感じさせる広葉樹などの森に変わっている。
森では、ヤマシャクヤクの花が木漏れ日を浴びていた。花がもつ和紙のような質感が柔らかな日差しで引き出されている。
春の花にとって、木漏れ日は最高の引き立て役である。
ジュウニヒトエ(十二単、シソ科キランソウ属の多年草、日本固有種)
ラショウモンカズラ(羅生門葛、シソ科ラショウモンカズラ属の多年草。国内では本州、四国、九州に分布する)
ホタルカズラ(蛍葛、ムラサキ科ムラサキ属の多年草、花名は草むらの中で点々とする花の色をホタルの光に例えたことに由来する)
自然園に向かう道にて。
榛名山、市街地(渋川市)、右奥(山腹)に伊香保温泉
雪を被る谷川岳(左に俎嵓、右に山頂(双耳峰))
左から、本白根山(花の山)、逢ノ峯、草津白根山(中央、湯釜)、渋峠(国道最高地点)、そして横手山(長野県、展望の山)
撮影、5月8日午前・午後。