岩穴管理地では、カッコソウとともにクマガイソウが花を開く。クマガイソウはもともと管理地に自生していたものである。昨年は、一本の茎に2つの花が開く「双頭花」が現れた。以下に昨年の記事を引用する。双頭花の出現は成長過程での突然変異で花芽が二つに割れて起こる現象であると聞く。ここでの双頭花が突然変異によるものならば、来年も双頭花のクマガイソウを見ることができるだろう。
画像は今年の結果(5月5日)である。
昨日、活き活きとした双頭花が木漏れ日を浴びていた。
双頭花が二年続けて現れたことになる。クマガイソウは地下茎で増えるので、今後は双頭花株のクローンが周辺に現れることを期待したくなる。
木漏れ日を浴びるクマガイソウ
そして、カッコソウ
撮影、5月5日午前、群馬県みどり市小平(岩穴)。管理地の公開は昨日まで。