この頃、当地(桐生)の気温が全国版ニュースに登場することが増えたようである。今月11日の最高気温は40.5℃(午後2時半)であった。気象庁の観測値ランキングにおいて、40.5℃は、隣接する市での記録(40.5℃)とともに、全国一位であった。
南方向では、紺碧の空が広がり、太陽光を遮ってくれるものが全く浮かんでいなかった。TVニュースでは、この気象状態に対して、「猛暑」とか「危険な暑さ」との表現が使われていた。
夕刻には、北方向に雲が浮かぶようになったが、その雲も頭上までは近づいて来なかった。あたかも、雲をつくっている水蒸気が、地表の暑さで消えてしまうかのように。
渦を巻いているいるような形の雲が発生した。
このときばかりは、積乱雲の到来を期待したが。
群馬の名物は、かかあ天下(嬶天下)、空っ風、そして雷である(余談ながら、当方の苦手は嬶天下だ(苦笑))。
あまりの暑さに恐れをなしたのであろうか。雷は市街地に近づかなかった。そして、上空では、うろこ雲が夕日に染まった。
撮影、8月11日午後5時過ぎ。
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しかし、翌日(12日、夕刻)には、激しい雷雨が市街地を襲った。画像を撮った数分後、天候は雷光と雷鳴がほぼ同時の状態(直撃雷)になった。
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今年の5月11日においても、当地では全国一位の気温が記録された。気象庁・全国観測値ランキングによると、第一位は「山梨県甲州市(33.4℃、14時13分)、山梨県甲府市(33.4℃、14時29分)、群馬県桐生市(33.4℃、16時23分)(記載順)」であった。