先週から、早朝や夕刻に現れる美しい景色を求めて、近くの川岸を彷徨い歩きはじめた。夕刻に、積乱雲が西方向に浮かんでいるとき、当方は雲間からの光芒が現れることを期待する。
この光芒は、薄明光線(または、レンブラント光線)と呼ばれている。そして、雲間からの太陽光が大気中に浮かんでいるエアロゾルによって散乱されるとき、薄明光線が現れると、物の本では説明されている。
薄明光線で浮かび出る、大学のキャンパスに保存されている大木、メタセコイアと市民の山とも言われている山並み(標高、約 500 m)。
平時ならば、夏休み中とも言えども、建物のいくつかの窓は灯りで明るくなっているはずであるが。
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撮影、8月15日夕刻、桐生市にて。