こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

梅雨明け直後の赤い満月、2020年8月

2020-08-07 | 月、月光彩雲

長い梅雨が終わり、急速に猛暑が到来したためであろうか。自分達が住んでいる街では、周囲の山並みがかなり霞んで見える天候が続いている。さて、先日は、近くの尾根から昇った月が、梅雨明け後とは思えないほど赤味を帯びていた。月からの青系の光線が、霞で散乱されたためである。

 

8月3日

午後8時頃、近くの尾根から月が昇りはじめた(高感度条件で撮影)。月齢13.4。 

F4.0、ISO感度 6400、1/15秒、望遠 200 mm、トリミング

余談ながら、当方の肉眼(1.2) において、雲の明るさはその存在が僅かに判別できる程度であった。

 

午後8時頃(少し感度を下げて撮影)

F6.3、ISO感度 3200、1/80秒、望遠 200 mm、トリミング

 

午後8時30分頃での月影、梅雨明け後に、これほどまでに赤い月が現れるとは!

F9.0、ISO感度 2000、1/100秒、望遠 200 mm、トリミング

 

午後9時頃

F9.0、ISO感度 400、1/160秒、望遠 200 mm、トリミング

 

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8月4日 

午後8時40分頃 (前夜ほどではなかったが、再び赤い月が昇った。月齢14.4)

F9.0、ISO感度 1600、1/125秒、望遠 200 mm、トリミング

 

午後9時頃

F9.0、ISO感度 2000、1/125秒、望遠 200 mm、トリミング

 

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厳密には、群馬において、満月は4日午前1時であった(国立天文台ホームページ)。

霞がない気象状態では、月齢13-15の月面を、F9.0 ISO感度200  1/250秒程度の露出条件で撮っている。