こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

居室に漂うランの香り、デンドロビウムの花、2021年4月

2021-04-02 | 

 

 

 

 

 

いま、ラン、デンドロビウム(ノビル系、セカンドラブ・トキメキ)の花の香りに包まれて、わたくしはパソコンに向かっている。蕾の質感に惹かれていた者として、蕾の状態が長く続いてほしいと思っていた。このものは、昨年、花が終わった後に入手し育ててきた鉢植え品である。

 

しかし、数十個の蕾はほとんど開いてしまい、今や花の香りが狭い居室に漂っている。バルブ(偽球茎 、5本)の高さは 60-70cmである。栽培のプロのなせる技には及ばないが、それぞれのバルブで10-15輪の花が開いている。花の大きさは6-7 cmである。花の香りと彩りをいつまでも楽しみたい。しかし、来年も開花して欲しいので、適当なときに花を摘み取らなければならない。そのため、有限・限りがあることを残念に思う気持ちが日増しに強くなっている。

 

当方の夢物語は、チャンスがあれば花が蝶などに関心を持たれることである。かつて、山で咲くキンランの花にレンズを向けていたとき偶然に起きた出来事が、いまだに忘れられないからだ。