こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

朝日に染まる上層雲、日の出前のマジックアワーにて、2021年8月

2021-08-07 | 朝景

昨日、午前4時過ぎに窓から空を見上げたとき、巻雲に見えるモノクロトーンの上層雲が、ところどころに浮かんでいた。日の出の時刻は4時54分(群馬)であった。いつものことながら、散策コースで日の出のときを待ってみた。上層雲が朝日に染まることを期待してである。散策コースは山並みで囲まれている。結果として、上空の雲のみが朝日を受ける時間帯がある。

 

広角撮影を試みたが、そのスケール感は手持ちのレンズでは捉えることができなかった。ともかく、画像は、山に囲まれた位置に立っていたからこそ見られた、マジックアワーでの光景であった。

東方向に、月齢27の月が浮かんでいた。昨日の月の出は午前2時、月の入りは午後5時頃(群馬)。

 

月齢27の月をクローズアップしてみた(望遠 200 mm、トリミング)。

月は午前5時頃に見えなくなった。

 

広角画像2枚によるパノラマ。360°撮影可能なカメラが欲しいと思った場面である。

 

このような造形と色彩は何に例えることができるだろうか。今更のことながら、自分の想像力の乏しさを実感する。この頃は、美術館や美術展から遠ざかっている(残念)。

 

時間的推移のストップを願って。これ以上は空が明るくならないで欲しいと思った光景である。

眼前の光景には、この時季にしては珍しいほどの透明感があった。

 

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8月6日午前5時前、群馬県桐生市にて。