こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ある日の朝(2022年3月)

2022-03-12 | 朝景

今週後半から、最高気温が4月上旬から下旬に相当するほどの暖かい外気に囲まれるようになった。昨日も春霞を思わせる空模様のもとで、近くの山並みから朝日が昇るときを当方は待った。

朝日が昇る前に、幾筋かの雲の波が輝く。

 

常緑樹と落葉樹の樹高は十数メートルである。尾根筋には散策路が設けられている。

 

黙祷

カメラのディスプレイに太陽の映像が現れたことに安心感を覚える。あのとき(3月11日)前後では、しばらく間、太陽がはっきりと写らなかった。

 

朝日を浴びて、ミツマタの蕾。

 

 

 

尾根筋からの朝日を浴びて、風で揺れるクモの糸が金色に輝く。

 

朝日を浴びるヤツデの蕾(背景はツクシシャクナゲである)。樹勢をそぐかのような強い剪定を今年もおこなったことに、後ろめたさを感じながら。

 

朝のひとときのみに日差しを浴びる位置でも、毎年、寒い北風が止む頃から花茎を伸ばすクリスマスローズ(ニゲル種)。

風で飛んだタネがコンクリート壁のそばで芽を出し、小さな群れが生まれた。

 

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3月11日朝、EOS 6D、EF70-200 mm、ホワイトバランスは太陽光。