こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

花粉光環(2022年3月)

2022-03-15 | 

昨日と今日、最高気温が4月下旬から5月上旬のそれに相当する暖かい外気に我が街は包まれた。その暖かさで、庭のミツマタやゲンカイツツジが急に花を開きはじめた。そして、杉花粉の飛散を知らせる現象が花粉アレルギーの持ち主である我が身に起こりはじめた。

 

今日午後、散策中にふと太陽そのものは建物や電柱で隠す位置で太陽の方向を見上げたとき、美しい虹色の光環が現れていることに気づいた。

 

 

光環は、二重、三重以上の多重の虹であった。

虹は杉花粉によって太陽光が回折されて生まれる。そして、花粉の大きさが揃っているために、虹の輪ははっきりとする。

 

花粉光環は花粉が飛散している量が多ければ多いほど、濃くなると言われている。

 

 

事実、風が強く吹き始めると、光環の色は幾分か薄くなった。

電線に虹が写っている。

 

ところで、乱暴なことながら、撮影条件を予め決めて、太陽の輝きにカメラを向けてみた

(シャッタスピード 1/4000秒、眼に対する危険を避けるため、ファインダーは使用していない。)

 

午後3時頃、桐生市にて、EF 70-200 F4L、ホワイトバランスは太陽光。

 

 

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太陽が近くの山林に沈むときに

 

 

 

午後5時頃、桐生市にて、EF 70-200 F4L、ホワイトバランスは太陽光。

 

ダイヤモンド浅間での花粉光環

2016年3月下旬、桐生市にて。