こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

桜花で彩られた里山、城山(柄杓山、361 m、桐生市)(2022年4月)

2022-04-10 | 

昨日そして今日の高い気温で目覚めたのであろうか、急に周囲の山並みが萌葱色を帯びはじめた。さて、市街地では、ソメイヨシノの残花が目立つが、市街地のそばにある里山、城山(じょうやま)(別名、柄杓山(ひしゃく)、361 m)の山腹では桜花の彩りがまだ濃く残っている。里の花を一気に飛び散らした一作日の強い風にも耐えてである。

 

城山での彩りと堤防そばに葉桜(9日9時-10時、桐生川沿いにて)

 

 

ゆっくりと流れる雲に時季を感じて

 

 

ちなみに、数日前までは堤防のそばでソメイヨシノが満開の彩りを帯びていた。撮影したときは雨上がり直後であり、山腹で霧が発生することを期待した。しかし、風が強く吹きはじめて、当方が思い描いた構図は僅かな部分を除いて現れなかった。

撮影日、5日6時頃(朝日が山頂、山腹、次いで堤防を照らし出す時間帯)

 

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鳴神山(980 m)を背景とする、城山の展望スポットにて

 

 

 

 

鳴神山は花と展望の山である。この山では、今月から来月にかけてアカヤシオやカッコソウなどが咲く。

アカヤシオ(赤八潮、アケボノツツジの変種)では、優しい色の花が葉の展開に先がけて咲く(山頂やその付近の尾根にて)。カッコソウはサクラソウ科の多年草として鳴神山固有種である。右奥に写っている杉林の中に移植地が設けられている。

 

当地において、昨日(9日)の最高気温は24℃であった。本日のそれは27℃になるだろうとの予報が出されている。

 

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撮影において、ホワイトバランスは太陽光、PLフィルターの使用