こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

渡良瀬川(桐生市)で眺める赤城山、青空のもとで雪雲をかぶって(12月)

2024-12-12 | 山を眺める

わたくしたちの街(群馬県桐生市)の最高地点は赤城山(あかぎやま)の最高峰、黒檜山(1828 m)である。今週の初めに、山内のライブカメラ映像に促されて、市内を流れる渡良瀬川の河川敷で赤城山を眺めた。黒檜山の山頂は厚い雪雲で包まれ、そこから川に吹き下ろす風(あかぎおろし)は真冬の到来を想わせるほど冷たかった。事実、河川敷に設けられた芝生地でグランドゴルフを楽しんでいた人々はすべて退散し、わたくしだけがその場に残っている状態になった。それでも、この山と雲のフアンである者として、わたくしはいわゆる「孤独のグルメ」を味わうような気分で、赤城山にレンズを向けた。

 

 

左から、地蔵岳(1674 m、山頂に電波中継アンテナ)、駒ヶ岳(1685 m、部分的冠雪)、黒檜山(山頂は雲で包まれている)。雪をかぶりはじめた山体と紅葉散るとなっていない里山との対比は、この時期ならでの風物詩である。

 

青空に浮かぶ雲をアングルに入れて

 

 

今日も、ライブカメラ映像によると山内では吹雪いているようである。赤城山が雪雲をストップしているので、わたくしたちの市街地は気温が低いながらも雪を被らない。富士山に次いで裾野が広い山体に敬意の念を抱いて、今週末も河川敷で赤城山を眺めるつもりだ。

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12月上旬、渡良瀬川にて(桐生市)。  今日(12日15時)の天気:晴れ、気温 8℃、西北西の風 4 m、湿度 41%。

 

 



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