こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

清明 (2024年4月4日)

2024-04-05 | 雑感

今日は日差しが全くない状態が朝から続いています。ところで、昨日は朝夕での空模様、朝日を浴びるレンゲショウマの新葉やツバキの花などが「清明」に相応しい景物として、わたくしには印象的でした。

 

午前7時過ぎ、雲が切れて澄み渡った青空が現れるとともに、前夜での雨に由来する白い霧が山並みから立ちのぼりました。また、ところどころで、山桜が目立つようになりました。

 

そして、近くの山林では、幾分か萌葱色が目立ちはじめました。間もなく、林は新緑で覆われるでしょう。

 

朝日が雲で隠されたとき、淡い彩雲が青空に彩りを添えました。そして、彩雲を横切るように一筋の飛行機雲が伸びました。飛行機雲も彩雲に仲間入りして微かに虹色を帯びています。

 

朝日を浴びるレンゲショウマ(蓮華升麻)です。寒さで発芽が遅れていましたが、このところの暖かさで、新芽は僅か一週間でここまで成長しました。今春での成長の早さにいささか驚くとともに、日差しによる葉焼けを防ぐ準備を早めなければと思っています。

 

ツバキ(玉之浦・グリターズ)の花も朝日で輝きました。先月中旬までの異例の寒さでダメージを受けましたが。

 

午後6時頃のことですが、山並みの上に流れてきたレンズ状の雲が夕日に染まりました。夕焼けでの穏やかな色合いは暫く残って欲しいと思いましたが。

この時間帯での変化は早く進みます。

 

画像は別方向での夕焼けです(午後6時過ぎ)。

 

 

ー  桐生市にて ー