今夜も上弦のときを過ぎた月が輝いている。先週末(9日)、快晴の夜空で輝いた「上弦の月」を撮ってみた。ジャスト上弦の状態は9日14時55分であったが、17時頃から月面に望遠レンズ(320 mm)の焦点を合わせた。
17時頃にて。月齢 7.6(正午)、月の出(群馬)12時51分
国立天文台ホームページから引用
20時30分頃、月の傾きがいかにも上弦の姿らしくになった
傾きが時とともに変化するのは地球が自転しているためである。傾きの時間変化を追っていると、好むと好まないにかかわらず我が身も地球とともに回っていることを意識させられる.....
輝いている部分に薄い雲がかかったとき、地球照(地球からの反射)がはっきりとした。三日月の頃に比べて上弦の頃では、地球照が見え難くいと言われている。
今更ながら、月の半分が強い太陽光を浴びていることに心を動かされる.....
21時40分頃。月の入りは23時頃(群馬)であった
先週末では、夜になると防寒コートを必要とするほど寒かった。弦をほぼ真上とする姿で、月が近くの山林に沈む時を待ちたかったが、風邪をひいて発熱することを恐れて断念した。発熱すれば、コロナ感染検査が待っている。SARS-CoV-2はなんとも厄介なウイルスである。
その代わりとして、前日(8日)21時頃、山林に沈みはじめた姿を添えた。月の入り22時03分、(群馬)月齢6.6(正午)
8ー9日、桐生市にて、望遠320 mm(トリミング)。RAW → JPEG変換