この日18時頃、2時間後に満月(望)となる月が近くの尾根から昇った。尾根の上空のみならず全体に雲が広がっていたために、スーパームーンが尾根から昇るシーンは撮れなかった。それでも、尾根から昇った月には魅せらせるものあった。雲がカラーフィルターとなって、月面が稀に見るほどまでに黄金色を帯びたからだ。
画像では、RAWモード(撮影データ非圧縮形式)で撮影・現像したものをアップロードのためにかなり圧縮(JPEG)している。そのため自分が感じた微妙な色具合は必ずしも再現されていないが....
その後、月は雲に隠れることが多かった。ときには、スーパームーンとしての輝きをとり戻した。輝きで周囲の雲を明るく染めながらであった
画像は、我が持久策が報われたと実感した場面である。
画像(1) 黒い雲で隠される寸前、月の周りに見る者をはっとさせるような光環が現れた。薄い雲が月光を回折(雲の粒子を回り込み)させたためである
画像(2) いわゆる海無し県「群馬(上州)」では見たくても見られない光景を想像して....「荒波と輝くスーパームーン」
月はしばらく雲隠れしていたが、22時頃では天頂付近において明るい顔を見せた。周囲に彩雲を伴っていたが、月面の色は見慣れたものに戻っていた
まさに満月(望)(20時26分)となったとき、月見は厚い雲に妨げられた。いささか残念である。
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17日18−19時及び22時過ぎ、桐生市にて。撮影・現像でのホワイトバランスは太陽光
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