こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

十三夜そして十一夜の月、それらによる月光彩雲(2024年)

2024-10-16 | 月、月光彩雲

今日は朝から雲で覆われた空模様が続いている。明日は天気が回復するようである。明日(17日) 、月が20時26分に満月(望)となり、地球の中心と月のそれとの距離(地心距離)は今年においてもっとも短くなる(35万7000キロメートル、10時頃)と発表されている(国立天文台HP)。いわゆる、スーパームーンの輝きが眩しいかも、明日は.......。ちなみに、今年、もっとも遠い満月(2月24日)では、地心距離が40万6000キロメートルであった(国立天文台HP).。

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今週前半では、十三夜(15日)と十一夜(13日)の月とそれらによる月光彩雲を撮るチャンスがあった。なお、どちらにおいても、夜の天気は曇りであった。

十三夜の月  

雲を通しての姿ながら、スーパームーンを間近にしている月面は明るく輝いていた。そして、コペルニクス(直径 93 km、月面上部)とティコ(直径 85 km、月面下部)と名付けられているクレーター、それらから放射状に伸びている筋(光条と呼ばれている)などにおいて、ある程度まで立体感があらわれていた

望遠 320 mm(トリミング)、ホワイトバランス オート(雰囲気優先)、ISO感度 400、シャッター速度 1/250 秒、絞りf値 9

 

雲で見え隠れするとき、雲が月光に染まる光景(月光彩雲)が現れる。このときも、ときどきに現れる彩雲にレンズを向けながら思わずシャッターボタンを押した。持久戦を強いられたが....

 

環状の彩雲が現れる瞬間とそれつづく色彩の変化も雲の状態に応じて現れた。それらは当方にとって待ちに待ったイベントであった。それにしても、待っている間に受けた風は涼しさを通りこしていた

望遠 100 mm、ホワイトバランス  オート(雰囲気優先)、ISO感度  2500、シャッター速度 1/10 秒、絞りf値 9。

ISO感度 1000 程度では、彩雲がはっきりと写らなかった

 

 

十一夜の月 

太陽光を斜め横から受けて、コペルニクス(月面上部)が印象的なクレーター像に変化していた

十一夜による月光彩雲。月はこの後厚い雲に隠れた。まさに雲隠れ!(苦笑)

 

13日と15日、桐生市にて

 



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