こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

冠雪の浅間山を眺める、近くの紅葉を前にして(12月)

2024-12-02 | 山を眺める

今年、浅間山での初冠雪は先月上旬であったが、自分たちの街から遠望する山体にはほとんど雪が残っていなかった。もっとも、この山を毎日のように眺めていなかったので断言できないが.....。ところで、先週末から市街地を囲む山並みが深い秋の色を帯びるようになった。紅葉が残っているうちに浅間山が雪で覆われることを、わたくしは期待した。以前に紅葉の里山の奥に冠雪の浅間山を眺めたときの印象が脳裏に残っているからだ。

先週土曜日(11月30日)、雪雲で覆われたが、午後には全体的に雪を被っている山体がライブカメラ映像に登場した。チャンス到来、わたくしは以前と同じ展望ポイントに立った。しばらくは我慢を強いられたが、15時半ごろ夕日に近い日差しを浴びる「冠雪の浅間山」が目線の先に現れた。

 

 

そして、翌朝はゆっくりと眺めよとばかりに、雪化粧をしたコニーデ形独立峰が展望ポイント付近での紅葉の先で待っていた。

 

今回は、レンズ状の雲と長く伸びる雲が青空に浮かんでいた。青空だけを背景とする単純な構図を避けるかのように。山頂で雲のように見えるものは噴煙だろうか。

 

展望ポイント周辺の常緑樹などが年々高くなっている。数年後には、このポイントも紅葉化しない木々で囲まれるかもしれない。そう思うと、シャッターボタンを押す回数が増えてしまった。

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11月30日、12月1日、桐生市にて。撮影でのホワイトバランスは太陽光(昼光色)。望遠70ー200 mm。

 

 



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