法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

77億円なり

2007年04月24日 13時57分29秒 | 日乗

まず、私の主張を最初に記します。

「やめましょう!」

今日、43年ぶりの全国一斉の学力テストが実施されたそうです。
不参加なのは、犬山市と私立の4割弱の学校だそうです。

これらの学校に、大拍手です。

今回の学力検査は、ゆとり教育の結果の学力低下の裏付けと、今後の教育の資料収集のため(バウチャー制度の導入等)とのことである。

そして、来年度からも4月の第4火曜日に実施するとのことだ。
そして、この学力調査をするために必要な予算は77億円だそうだ。

調査の発送、採点、集計は、小学校がベネッセコーポレーション、中学校はNTTデーターな担当するそうだ。

ゆとり教育が導入される時も、教育現場の多くの教員は反対であった。
学力が低下するのは、目に見えていた。
それを当時の文部省が押しつけてきた。

教育現場にいた一人として感じていることは、現在の教育荒廃の最大の責任者は、文部省・文部科学省だと思う。

何が一番悪いかというと、教育現場のことを知らない人が、ただ頭をつかった机上のプランを作っても、教育がよくなるとは考えられない。

まあ、教育的な視点から言いたいことはたくさんあるが、まず、77憶円も学力調査に使うお金があるのなら、そのお金を教育現場の充実に使うべきである。

「学力調査はやめましょう。」

 

コメント (2)
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