まず、私の主張を最初に記します。
「やめましょう!」
今日、43年ぶりの全国一斉の学力テストが実施されたそうです。
不参加なのは、犬山市と私立の4割弱の学校だそうです。
これらの学校に、大拍手です。
今回の学力検査は、ゆとり教育の結果の学力低下の裏付けと、今後の教育の資料収集のため(バウチャー制度の導入等)とのことである。
そして、来年度からも4月の第4火曜日に実施するとのことだ。
そして、この学力調査をするために必要な予算は77億円だそうだ。
調査の発送、採点、集計は、小学校がベネッセコーポレーション、中学校はNTTデーターな担当するそうだ。
ゆとり教育が導入される時も、教育現場の多くの教員は反対であった。
学力が低下するのは、目に見えていた。
それを当時の文部省が押しつけてきた。
教育現場にいた一人として感じていることは、現在の教育荒廃の最大の責任者は、文部省・文部科学省だと思う。
何が一番悪いかというと、教育現場のことを知らない人が、ただ頭をつかった机上のプランを作っても、教育がよくなるとは考えられない。
まあ、教育的な視点から言いたいことはたくさんあるが、まず、77憶円も学力調査に使うお金があるのなら、そのお金を教育現場の充実に使うべきである。
「学力調査はやめましょう。」