この頃の土曜日は、パソコンでラジオ『永六輔その世界』を聞きながら、過ごすことが多い。
今朝は、ゲストの豊竹咲太夫さんと永六輔さんが、先日逝去された井上ひさしさんの思い出を語り合っていた。
豊竹さんは、井上さんに、西鶴を主人公にした台本を依頼していたそうだ。
豊竹さんの話に触発された、永六輔さんの井上さんの思い出が面白かった。
永さんのお話では、
「もし、井上が西鶴を書くとしよう。井上は、神田の古書店に出かけ、西鶴関連の書物を全部買って、手に入れた書籍をトラックに積んで自宅に帰り、全て目を落とすそうだ。
豊竹さんは、人形浄瑠璃の新作をお願いしていたのだが、残念な言葉を語っていた。
本日出かけた『米原万里展』だが、米原の実妹の旦那さんが井上ひさしさんだそうだ。
先日のブログにも書いたことだが、『米原万里展』の挨拶の言葉が井上ひさしの絶筆とのことである。 (写真をご覧下さい)