カウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースは、
岩波文庫 金子大栄校訂
『教行信証』
をテキストに、音読を中心にした勉強会を開催しています。
次回は、9月29日(土)午前10時~12時なります。
毎月・ほぼ2回、稲荷町と新小岩のお寺で開催される里村専精の聞法会に参加させてもらっているのですが、稲荷町のお寺での聞法会が9月で終了することになってしまいました。
本当に、残念です。
里村専精師のホームページに、次のような提言がありましたので紹介させていただきます。
教行信証は、仏道全体の集約です。
法然と親鸞によって、それは実に見事に成し遂げられています。
仏道の歴史を根源的に明らかにする。
そういう大仕事が、二人の出会いから始められます。
教行信証の総序には、韋提希が救われた事実を語ります。
それはインドでは自明であった凡夫往生の大道なのです。
それは「凡小修し易き真教」であり、「愚鈍往き易き捷径」です。
「凡小」と「愚鈍」こそ人類の殆どです。
そういう人々を抜いた仏道は、あるべく筈もないのです。
相撲の番付を考えて下さい。
幕内の上位だけが救われるとしたら、殆どの人々が捨てられます。
努力とか精進が、自力という狭い範囲だけで考えられているのです。
他力とは、人類全体を包む仏道なのです。
仏道は、法然と親鸞によってその真実が語られてゆきます。
ぜひ、【くりのみ会】の勉強会にお出かけください。