少し古い映画ですが、図書館で『カッコーの巣の上で』を借りてきました。
日本では、1976年4月に上映されてようです。
随分昔の映画ですが、なかなか手応え、イエ、見応えのある作品でした。
ストーリーは、主人公が刑務所から逃れるため精神病院にやってくるところから始まります。
病棟の婦長は、ある意味では優秀な女性。
反面、正義・平等・人権etcを全面に、管理主義的な指導をします。
この管理的な婦長に反発を覚えた主人公は、グループワークや休憩時間。
また、病院を抜け出して、バスドライブ・クルージングの出来事を通して、入院患者同士の連帯も高まります。
当時の、アメリカの精神病院の在り方、
向精神薬
グループセラピー
電気けいれん療法
etc
についても考えられます。
この頃、日本でも、何か事件・事故・災害etcがあると、「心のケアー」「専門家を派遣して…」
「精神科医・臨床心理士を派遣して…」といった報道がされます。
また、「心の病」とかで、いろいろな病名・診断名がつけられます。
体制側・行政側・健常者側中心の管理的体質とか形式主義とかが心配になるところです。
専門家の、人間性が重要になりますね。
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