昨晩、1月の「カウンセリングと坐禅くりのみ会」が終了しました。
ご参加は、5名(男性4名 女性1名)。
横浜の相◇さんから、お仕事の都合で欠席の連絡ありました。
学習会の内容は、以下の通りです。
①『正法眼蔵・現成公案』音読。
☆今年は、『現成公案』を暗記するほどに音読します。
②坐 禅(20分)
③『正法眼蔵・坐禅儀』音読。
④井戸端
講師の寺◇先生から、最近の仏教界の事情を朝日新聞web版の資料を使ってお話していただきました。
最近の仏教界は、*仏教離れ *葬式仏教 *過疎高齢化・核家族の増加による檀家の減少
*インターネットによる派遣葬儀 *坐禅体験での体罰・セクハラ *ボランティアなどの社会貢献
*後継者教育 *仏教フェスの増加…等、課題山積です。
ご参加の長老の村◇さん曰く、
「時代の変遷・仏教に対する国民の意識…等々、いろいろありますが、
“時代におもねる”ことは邪道だと思います」と。
その通りだと、全員が合点しました。
『坐禅儀』の中で、道元さんは、「唯務坐禅」の言葉を遺してくださっております。
仏道を歩む者は、脇目を振らず「唯務坐禅」「唯務念仏」の一道と、参加者全員での共通理解でした。
いろいろ危機感を抱くが、それは(仏道の危機)ではなく、(仏教で生活をしている者の危機)ではないか!と。
昨晩の学習会の一応の到達点でした。
次回・2月の学習会は、2月24日(金)です。