法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

1月のくりのみ会「カウンセリングと坐禅コース」がしゅうりょうしました。

2017年01月28日 23時28分43秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

昨晩、1月の「カウンセリングと坐禅くりのみ会」が終了しました。
ご参加は、5名(男性4名 女性1名)。
横浜の相◇さんから、お仕事の都合で欠席の連絡ありました。

学習会の内容は、以下の通りです。
①『正法眼蔵・現成公案』音読。
  ☆今年は、『現成公案』を暗記するほどに音読します。
②坐 禅(20分)
③『正法眼蔵・坐禅儀』音読。
④井戸端
 講師の寺◇先生から、最近の仏教界の事情を朝日新聞web版の資料を使ってお話していただきました。
 最近の仏教界は、*仏教離れ *葬式仏教 *過疎高齢化・核家族の増加による檀家の減少
 *インターネットによる派遣葬儀 *坐禅体験での体罰・セクハラ *ボランティアなどの社会貢献
 *後継者教育 *仏教フェスの増加…等、課題山積です。
 
 ご参加の長老の村◇さん曰く、
 「時代の変遷・仏教に対する国民の意識…等々、いろいろありますが、
 “時代におもねる”ことは邪道だと思います」と。
 その通りだと、全員が合点しました。
 
 『坐禅儀』の中で、道元さんは、「唯務坐禅」の言葉を遺してくださっております。
 仏道を歩む者は、脇目を振らず「唯務坐禅」「唯務念仏」の一道と、参加者全員での共通理解でした。

 いろいろ危機感を抱くが、それは(仏道の危機)ではなく、(仏教で生活をしている者の危機)ではないか!と。
 昨晩の学習会の一応の到達点でした。

次回・2月の学習会は、2月24日(金)です。

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