法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「忖度による服従はするな」

2017年12月09日 21時16分57秒 | 日乗

「忖度」。
今年の「流行語大賞」になるのでしょうかね?

広辞苑をひらきますと、(他人の心中をおしはかること。推察)とあります。
マア、法(ダールマ)を土台にした「忖度」でしたら人間関係の潤滑油になるのでしょうが、
アベ某氏の関連の「忖度」はイケません。
法(ダールマ)の片鱗も感じられませんし、法律にも抵触していまよねー。
普通なら、即刻にアウトでしょう。
アウトにならないのはどうしていか?
日本の権力者層が、モノ・カネの亡者に成り下がったからでしょう。

「忖度」と同じような使われ方をしている言葉に「談合(ダンゴウ)」があります。
現代人は、「談合」といいますと会社間の不正競争入札といったよくない意味を連想するでしょう。
とまれ。
蓮如上人の記録には、「能く能く談合すべきの由」と、
互いの話し合い・相談という意味で「談合」「寄り合い」をすすめられています。

さて、本題に戻りますと、
ボクは、WEBで日刊スポーツの《政界地獄耳》を楽しみにしています。
毎日、短文のコラムですが、
公共放送局や民放各局、Y新聞やS新聞のような「忖度」は感じません。
日刊スポーツ、アッパレ!でありまするナー。(笑)

本日の紹介。
慶應大学出版会の刊行
イエール大学教授
イエール大教授ティモシー・スナイダー著、池田年穂訳
暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」を紹介しています。

まだ、本書を手にしていませんが…
レッスン1は、「忖度」のようです。

コメント
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