法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

東京五輪は、普通なら「中止」です。

2021年06月03日 23時12分49秒 | 日乗

東京五輪開幕式まで あと49日」です。

【新型コロナウイルス感染症対策分科会】の尾身茂会長の、
参院厚生労働委員会(3日)での発言。
「パンデミック(世界的大流行)で(五輪を)やることが普通でない」。
「それでやるなら強い覚悟でやってもらう必要がある」と。
至極もっともな言葉。
というよりも遅すぎだと受けとめています。

コロナ禍の中の、このお国の迷走。
先の敗戦の「玉砕戦」とも重なる。

本日の東京都の感染者数は508人。
この感染者数の発表も、どうも「?」ですなー!

一つは、検査数がこのところ減少気味。
6月10日(月) 検査数15679
6月17日(月) 検査数15075
6月24日(月) 検査数12421
6月31日(月) 検査数10941

この一ヶ月の検査数の減少が気になります。
五輪に向けて、感染者数を抑えたいための調節でしょうかねー???
説明を聞きたい。

PCR検査にしても、
五輪アスリートは「毎日」とか?

健康保険でPCR検査ができるようにしたり、
五輪前にはワクチン接種も進んで集団免疫を作ったり、
飲食関係のお店も開いてアルコールもいただけるようにしたり、
医療関係にもゆとりをもたせたり・・・

「普通の生活」が戻って、その後に「五輪開幕」でしょう!

それと、世界各国の感染状況はどうなっているのでしょかね???
諸外国の現状、五輪に対する準備状況を知りたい。

一番の心配は、
東京五輪の強行が、
東京(日本)発の、あらたなパンデミック(世界的大流行)の発生源になること。


親鸞さまの御消息に、「くすりあればとて、毒をこのむべからず」の言葉があります。

菅首相の「厳格な感染対策徹底で安全・安心な大会実現可能」の言葉は、
「くすり」の役にもなりません。

コメント
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